こんにちは。インスタやフェイスブックなどのSNSに自撮り写真をよくアップするという人が増えています。気軽に写真を撮ったり撮られたりする今だからこそ、写真映りが気になるという人も多いのでは? そこで今回は、自撮り写真がかわいく撮れるフォトジェニックなメイクをレクチャーします。

自撮り映えするメイクのポイント

○ツヤ感のある肌でナチュラルな雰囲気を出すこと
○赤みのあるリップと「ほてり系チーク」で女子らしさをプラスすること
○目元はシャドウは薄めにしてすっぴん風にすること
○黒目の上だけアイラインを太くして黒目がちにすること

 ブログやインスタなどにアップする自撮り写真は、「ナチュラルですっぴんのようなのにかわいい」が理想的。メイク感が前面に出ないようにしつつ、写真に撮ってもぼんやりしないメリハリのある顔にするには、立体感と黒目がちな目がポイントです。

 立体感を出すにはツヤっぽく仕上がるハイライトを使うこと。鼻筋やあごなど高く見せたいところにのせたら、チークにかぶせるように目の下にもひとはけ。こうするとクマもカバーでき、肌がキレイに見せることができますよ。

 目元はメイク感が出やすいシャドウはごく軽く。アイラインを黒目の上だけ太くすることで、自然なのにくっきりした目を演出しましょう。

 かわいい子だなと思われる女子力高めの自撮り写真を撮りたいなら、チークとリップにポイントを。チークは頬の高い位置、目の少し下に入れて、ポッとほてったような表情に。リップはきちんと赤みの出るものを選んで、グロスでぼかしましょう。こうすると唇に立体感と女っぽいニュアンスが生まれますよ。

これが「自撮り映え」メイク!

正面から見ると

 赤み系のチークをチョイスして頬骨の上側の高い位置に入れる。パール入りのハイライトを鼻筋とあご先に入れて立体感を出したら、目の下のクマのできるところにもオン。クマ部分からチークの上端にかぶさるようにハイライトを入れると、クマが目立たなく、肌がつやっぽくキレイに見える。

 リップは青みピンクのリキッドルージュを唇の中央部分に塗ったら、唇全体に透明グロスを重ねる。こうすると、口紅のピンクがぼやけてナチュラルでニュアンスのある唇に仕上がる。

目元は

 ブラウンのアイシャドウを二重幅よりやや広めに軽くぼかし、ごく自然な陰影をつける。アイラインは目頭から目尻まで引いたら、黒目の上だけを描き足して太くすること。下まぶたに赤みのあるシャドウをうっすらとのせ、上気したような顔に。

ヘアのポイントは

 自撮りするときにメイクと同じくらい重要なのがヘアのニュアンス。顔周りに髪がフワッとかかっていると、輪郭がカバーされて小顔に見え、目元の印象が際立ちます。髪をかき上げる途中や手でクシュと髪を握って動きをつけて撮るとGOOD!

文/石河美穂子 撮影/鈴木希代江 モデル/小原 星