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上がり続ける最低賃金 自分の場合は? チェック方法

2017年10月11日

2017年10月から改定された最低賃金 地域差が拡大

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 こんにちは、「ワークルールとお金の話」の佐佐木由美子です。最低賃金は毎年見直しが行われていますが、平成29年度は過去最高の引き上げとなりました。いったいどのくらい上がったのか、確認していきましょう。

東京都は全国で最高額、958円に改定

 毎年、最低賃金の見直しがあり10月ごろに改定が行われます。改定額の全国加重平均額は848円、昨年度と比べ25円の引き上げは、最低賃金額が時給のみで示されるようになった平成14年度以降、昨年度と並んで最大の引き上げとなりました。

年々上がっている最低賃金。平成29年度はどのくらい上がったのでしょうか? (C) PIXTA

 最高額は東京都の958円、最低額は高知県や沖縄県等8県の737円。最高額に対する最低額の比率は76.9%となっており、昨年度の76.6%と比べ若干の改善はみられるものの、地域差はまだ大きいといえるでしょう。

 東京隣県における最低賃金を見ると、神奈川県が956円、埼玉県が871円、千葉県が868円、山梨県が784円となっています。

 そもそも、最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき、国が賃金の最低限度を定めるもので、使用者はその最低賃金以上の賃金を支払わなければなりません。最低賃金法には罰則(50万円以下の罰金)が定められており、企業側のコンプライアンス意識も高いといえます。

 ちなみに、最低賃金には「地域別最低賃金」と、特定の産業に従事する労働者に定められた「特定(産業別)最低賃金」(平成29年9月30日現在で233件設定)の2種類があります。地域別と特定の両方が同時に適用される労働者には、高いほうの最低賃金額以上を支払わねばなりません

 東京都で見た場合、このペースで上昇していくと最低賃金が1000円になる日もそう遠くないかもしれません。平成19年度の最低賃金を見ると739円ですから、この10年の間に1時間当たりの時給が219円アップしていることになります。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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