正解は次の通りです。

●質問1の正解はNO

 女性ホルモンが分泌されるのは、子宮ではなく卵巣。二つある卵巣のうち、病気などで一つを取ったとしても、一つ残っていれば女性ホルモンは分泌されます。

●質問2の正解はNO

 卵子のもとになる原子卵胞の数が最も多いのは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる妊娠6カ月の胎児のとき。その後、卵胞は減り続けるばかりで、卵子は男性の精子のように毎月、新しく作られることはありません。

●質問3の正解はNO

 女性ホルモンが減り始め、卵巣の機能が落ちてきて排卵する力がなくなると、月経はあっても排卵はしていない「無排卵月経」になります。排卵を伴わない月経では、自然妊娠はしません。40歳を過ぎて、「月経があるから、まだ子どもは産める」と妊活を先延ばしにしていると、「排卵はしていない」ということもあるのでご注意を。

●質問4の正解はYES

 セックスから72時間以内に、緊急避妊薬と呼ばれる特定のホルモン剤をのめば、妊娠を回避できます。成功率は100%ではありませんが、早いタイミングでのむほど、回避率が上がります。いざというときのために、知っておいて。

●質問5の正解はNO

 病気でない月経痛もありますが、鎮痛剤を使わないと乗り切れない、仕事や家事ができないほど辛い場合は、背後に「子宮内膜症」などの病気が隠れている恐れが。子宮内膜症になると、卵巣が癒着したり卵管が詰まったりしてカラダが妊娠しづらい状態になることも多いもの。痛みの陰に思わぬ病気が隠れていないか、婦人科で調べて早めに治療を。

女性ホルモンを味方につけると嬉しいことが満載です
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 いかがでしたか?

 正答数が0-2個だった人は、女性ホルモン初級者。

 もっと積極的に女性ホルモンに関する知識を学んだほうがよさそうです。

 正答数が3-4個だった人は、女性ホルモン中級者。

 ある程度のことが分かっているので大失敗はなさそうですが、もう少し勉強したら上級者になれるでしょう。

 全問正答だった人は女性ホルモン上級者。

 素晴らしい。さらに知識を深めて、その知識を周りの初級者に教えてあげてください。