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女性のための「医療・健康」の話

体は変化する、だから年代によって女性ホルモンを使い分け

2016年1月21日

将来の骨粗しょう症や心臓・血管の病気の対策にも

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 女性の体は一生を通じて、女性ホルモンに大きな影響を受け、ピークを過ぎると加齢と共に女性ホルモンが減っていくことで心身の不調が現れやすくなる。特に意識したいのは40代以降だが、食事や運動などの生活習慣が更年期の症状を左右するというデータもあるため、まずは若いうちから健康な生活を心がけ、女性ホルモンと上手に付き合っていく術を知っておきたい。

女性ホルモンと上手に付き合っていく方法は今から知っておきたい。

女性ホルモンが「ゆらぐ」のは40代以降

 女性の一生のなかで女性ホルモンが減っていくのは、どの年代なのだろうか。

 端的に言えば「40代以降」だが、40代以降の女性ホルモンと体の変化を考えるうえでは、2段階に分けて考える必要がある。

 最初の段階は、閉経前後の約10年間、45歳から55歳頃の更年期。女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲン)があるが、図1の上のグラフのように、この時期を境にして、エストロゲン、なかでも活性が高いエストラジオール(E2)というホルモンが急激に減少する。

図1 若槻明彦_日産婦誌,61(7),N238-242,2009(図E-9-5)-1より引用

 同時に、卵巣がはたらきにくくなってくると、脳がそれを感知し、「ホルモンを出せ」と卵巣に指令を出す性腺刺激ホルモン、すなわち卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が増えてくる。これは、図1の下のグラフの通り。

 「この時期、女性ホルモンは直滑降ではなく、『ゆらぎ』をくり返しながら徐々に減少し、最終段階でほぼゼロに近い状態にまで低下します」と、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科女性健康医学講座准教授・寺内公一さんは話す。

 ガス欠の車が、止まりかかったり、アクセルを踏むとスピードが出たりということを繰り返しながら、だんだんガソリンがなくなって完全に止まってしまうように、卵巣から女性ホルモンが出なくなると、FSHが増加し、卵巣が反応することによって一時的に女性ホルモンが増えることもある。こうした「ゆらぎ」によって、ほてりやのぼせ、不眠、うつといった、さまざまな症状が起こるのだ。

 最終段階は、更年期を過ぎて老年期に入ったとき。この時期になると、ガス欠で完全に止まった車のように、女性ホルモンが低い状態が何十年も続くことになる。これによって、今度は心臓・血管の病気や骨がもろくなるなどの問題が現れる。

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