これまでの実績、今後の仕事内容、あなたと後輩の仕事の分担を「数字で、具体的に」記録しておく

 過去記事「在宅での仕事 忙しさや頑張りはどうアピールするの?」 でも述べましたが、相手とコミュニケーションを取ることが難しい環境の場合、自分の業務内容を数字で、具体的に「見える化」することは、自分の業務内容や作業工数を把握する上でも、相手に自分の仕事を分かってもらうためにも有効です。

 「後輩よりも私のほうが仕事ができます」「後輩がやったことになっている仕事、後輩じゃなくて私がやりました」と口でアピールすると嫌らしい感じですよね。でも、数字や工数は嘘をつきません。自分の仕事の工数や時間についてきちんと記録しておくことで、丁寧な仕事ぶりや、無駄な仕事に時間をかけないところなど、後輩とあなたとの違いを数字が如実に語ってくれるようになることでしょう。

 今回の相談者さんは、今まで部署とする価値を会社が感じていなかった仕事を部署として組織化する価値があると気付かせた立役者であり、仕事のBefore → Afterを知っている唯一の人間です。自分がやってきた仕事を、具体的にどの手順で作り上げていったか、そしてそれがどんな価値があるものなのかを、仕事内容、工数などを分解して見えるようにしておけば、どれだけあなたが頑張ってきたかも相手に伝わるようになりますよ。