必ず伝えるべき「基本となる情報」はこれ
このように、約束を相手が引き受けてから、少しずつルールを変えて既成事実にしてしまうのは相手の信頼を一気になくす行為です。
●納期や拘束時間
●報酬
●相手に求める工数
など、ビジネスにおいて基本となる情報を後出しジャンケンのように出すのはやめましょう。
メールではとても失礼な人だと思ったのに、実は会ってみたらとても良い人だった、という場合も多々あります。しかし、メールでのやりとりが第一印象として最悪だったら、その後二度と出会う機会はないかもしれません。コミュニケーションが苦手だと思う人ほど、相手の反応をリアルに見ることがないメールに安心感を抱くことなく、むしろ危機感をもって丁寧なメールを心がけたいものですね。
文/池田千恵 写真/PIXTA
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