日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新のグッズ情報をお届けします。今回は、睡眠負債が解消できる、目覚めすっきり安眠グッズをご紹介しましょう。

口やのどの乾燥を防ぎ風邪予防にも

 睡眠中に口が開かないように貼るテープが人気だ。口呼吸を防ぎ、鼻呼吸を促すもので、今春登場した「ナイトミン鼻呼吸テープ」(小林製薬)は順調な売り上げだという。

 睡眠時に口呼吸をすると、舌の付け根が落ち込んで空気の通り道が狭くなり、いびきをかいたり、眠りの質を下げる原因に。また、のどが乾燥し、風邪などのウイルスも繁殖しやすくなる。

 口にテープを貼って鼻呼吸を促すのは、いびきの予防策として睡眠を専門とする医師も推奨する方法の一つ。絆創膏(ばんそうこう)でも代用できるが、専用テープは、はがれにくかったり、唇部分に粘着部分がないなどはがすときに痛くない工夫がしてあったりする。

左上:「ナイトミン鼻呼吸テープ」

 波型くびれ構造でしっかりくっつく。はがすときは皮膚ではなく、接着剤の医療用素材のシリコンが伸びるため、はがすときに痛くなりにくい。15枚入り、798円(税別、編集部調べ)。問/小林製薬

右上:「スヤスヤナイトフィルム」

 テープの中央部、皮膚が薄く敏感な唇に当たる部分には粘着剤がついていないのではがすときに痛くない。貼っていることが気づかれにくい透明素材。30枚入り、1000円(税別、編集部調べ)。問/プランドゥ

左下:「ぐっすりマウステープ」

 テープ全体は和紙でできていて肌触りが優しい。唇に当たる部分には粘着剤がついておらず、はがすときに痛くなりにくい。8枚入り、165円(税別、編集部調べ)。問/小久保工業所