日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新のグッズ情報をお届けします。今回は、冬の寒さにも負けない体を作る最新フードをご紹介しましょう。

大人向けの粉ミルク

 2014年に救心製薬が発売した「大人の粉ミルク」を皮切りに、大人の健康維持に役立つ粉ミルクが相次いで登場している。16年には森永乳業が「ミルク生活」、17年には雪印ビーンスタークが「プラチナミルク」を発売した。

 いずれも、1杯分を約100mlの水やぬるま湯で溶かして飲む。カルシウムやたんぱく質など牛乳に豊富な栄養素をとれるが、それ以外の配合成分や味は商品により異なる。「大人の粉ミルク」はヨーグルト風味で甘く、そのまま飲むのに適している。一方、「ミルク生活」と「プラチナミルク」は、育児用粉ミルクに近い味わい。コーヒーや青汁などの飲料に溶かして飲んでもよいとしている。

左:「プラチナミルクforバランス」(雪印ビーンスターク)

 ビタミンやミネラル、魚由来DHAなどの栄養素配合。コーヒーなどに混ぜてもよい。1杯(20g)82kcal。300g(約15杯分)、2400円(税別)。HMB配合の「forパワー」、ミルクセラミド配合の「for ビューティ」(いずれも2400円、税別)もある。

中:「ミルク生活」(森永乳業)

 成人の健康維持に役立つ機能性成分を強化した粉末ミルク。免疫機能を調整するラクトフェリンやシールド乳酸菌、体脂肪の蓄積を防ぐ中鎖脂肪酸などを配合。通信販売限定商品。1杯(20g)93kcal。360g(約18杯分)、3399円(税別)

右:「大人の粉ミルク」(救心製薬)

 乳糖を可能な限り除去したホエイ(乳清)たんぱく質「ミライ80」、コラーゲンとミネラルの複合体「プロテタイト」などを配合した、ヨーグルト風味の粉末ミルク。1杯(9.5g)33.5kcal。9.5g×7袋、1600円(税別)。9.5g×30袋、5500円(税別)もある。