「なんとなく胸が垂れてきた気がする」「形が崩れてきた」などのお悩みを抱えている女性にうれしいお知らせ。肩まわりや胸の土台となる筋肉の凝りをほぐせば、何歳からでもバストアップが可能。1週間で効果を実感できる「乳トレ」を始めましょう!

 30代以降、胸が垂れてきた、鎖骨から胸のあたりのデコルテがそげてきたなど、バストの悩みに直面する人も多いはず。

 こうした悩みの原因は、加齢による筋肉の衰えだけではなく、姿勢が悪いことによる筋肉の凝りが影響しているという。

 女性のバストを美しくする独自のメソッドを提唱する“おっぱい番長”こと朝井麗華さんは、「現代女性は肩が前に落ちた猫背の人が多い。そういう肩が丸まった姿勢でいる人は、バストの形も崩れやすい」と話す。

 「バストを下から支える大胸筋(だいきょうきん)、側面から支える肋間筋(ろっかんきん)が凝り固まっていると、バストの位置が下に落ちやすく、バストトップの位置も左右に開いて扁平になってしまう。まずこの2つの筋肉の凝りをほぐし、血流やリンパの流れを促してから、バストの形を整えれば、必ずバストアップします」(朝井さん)。肩こりも良くなるという。

 そこでお薦めが「乳トレ」。(1)大胸筋、肋間筋の凝りをほぐす、(2)リンパや血流の流れを促す、(3)形を整えるという3ステップのメソッドだ。実際に、10日間で1カップサイズが上がった40代女性や、毎日コツコツ続けてAからCカップになった60代女性がいるという。

胸を支える筋肉をほぐすとバストが整う

バストの形を支えるのは胸を広く覆う大胸筋と、肋骨の間にある肋間筋。肩が前に落ちた猫背の姿勢ではこの部分が凝りやすいという。「放っておくとその上にあるバストの位置が下がり、形も外側に広がって扁平になってしまう。マッサージで凝りをほぐすと、姿勢が整えやすくなる。血流やリンパの流れもスムーズになって、垂れていたバストも上向きになる」(朝井さん)。

エイジレスな美乳を作る乳トレ3ステップ

1・大胸筋をほぐす「バストクルクル」
2・肋間筋をほぐす「肋骨ほぐし」(脇つまみ)
3・胸まわりのたるみを解決「グーパー推拿(すいな)」

乳トレを行うときの3つのポイント

● できるだけ裸で行う
● クリームやオイルを使う
● お風呂上がりがお薦め

肌のすべりを良くするために、クリームやオイルを使うとやりやすい。また、凝りをまんべんなくほぐすために下着は外す。なお、行うタイミングは体が温まって血流が良くなる、お風呂上がりがベスト。