ダイエットが続かないのは努力が足りないからではありませんでした。“自分の脳のクセ”に合った方法を取り入れれば、冬太りしても無理なくやせられます! 2018年ダイエットのスタートは、まずは脳のクセから攻略しましょう。

 「ダイエットに失敗しないためにはまず、自分の現状と問題点を客観的に把握すること」とダイエットアドバイザーの本島彩帆里さんは言う。「コンビニに寄ったついでにお菓子を買うような無意識の行動を記録し、洗い出して」(本島さん)。こうした“太りグセ”に深く関わるのが“脳のクセ”だ。「普段からよく使う脳の領域により、考え方や行動パターンの傾向性が決まってくる」と都立駒込病院脳神経外科部長の篠浦伸禎さんは話す。

 “脳のクセ”は大きく4つのタイプがある。どのタイプも「ストレスを感じると、本能に関わる動物脳が反応して過食になる」と篠浦さん。ストレス源は異なっても、解消法が食事になりやすいというのは共通している。しかし、成功しやすいダイエットの方法は、“脳のクセ”のタイプによって異なる。まずは自分がどのタイプかチェックしてみよう。

 一方、部屋を片付けるとやせる人が多いと多くの専門家が指摘をする。右脳を主に使う「先送り」「三日坊主」のタイプは、ダイエット同様、片付けを先送りしたり、途中でやめてしまい物があふれていないだろうか。部屋をキレイにしたら「自分を客観的に見られるようになり、やせる人もいる」と空間心理カウンセラーの伊藤勇司さん。

 次週(1月14日公開予定)から脳タイプ別に成功しやすいダイエットポイントを紹介する。その前に、まずは自分がどのタイプかチェックしてみよう。