筋肉が温まって柔軟性が上がっているので普段よりもさらに体をねじれる。その結果、下腹とわき腹の筋肉が鍛えられて引き締まります。

 「舟のポーズ」でお腹の前面を引き締めたら、次は上体をねじって下腹、わき腹を細くしよう。

 まずは、もみほぐすマッサージ。「わき腹の硬くなった脂肪をもんで柔らかくしておくと、ポーズを取りやすくなる」とyucoさん。しっかりもんだら、へそ下の下腹に働きかける「下ねじりポーズ」をとろう。

 一見すると、この「下ねじりポーズ」も、次の「上ねじりポーズ」も似たような体勢だが、手のかけ方が違っている。それが効き目を上下に分けている。「上ねじりポーズ」は、へそ上のお腹に働きかける。

 ポイントは共通していて、両方とも「息を吸うときは頭上からつられるイメージで背すじを伸ばし、息を吐きながらねじりを深めること」(yucoさん)。

 続く「壁ねじりポーズ」は、お腹をねじるポーズの仕上げとして行おう。「ねじりがさらに深くなるため、ややキツめになるが、呼吸を止めないように気をつけて」(yucoさん)。

 3つのねじりポーズを終えたあとは、お腹をさわるとすっきりして、くびれが復活した実感を得られるはずだ。

「お風呂でねじりポーズ3」の準備

お腹をもんでおけばねじりやすい
手でわき腹をつかみ、息を吐いて背中を丸めながら、つかんだ部分をもむ。少しずつ位置を変えて、わき腹全体をもむように2往復する。これは準備のマッサージなので口呼吸でもOK。