(2)排水口は封水筒まで取ってお掃除を

 「今回は排水口のヘアキャッチャー(上写真)といった細かな部分は歯ブラシで汚れを落としてから塩素系漂白剤を。ヘアキャッチャーの下にある封水筒(下写真・右)も取ることができますので、中に詰まっている髪の毛を歯ブラシで巻き取るようにして取り除き、ここにも塩素系漂白剤をかけてください。塩素系漂白剤には除菌効果とカビ防止効果があるので、汚れが気になる場合は清潔を保つためにもぜひ使ってみてくださいね」

歯ブラシ+塩素系漂白剤でここまでピカピカになりました!
歯ブラシ+塩素系漂白剤でここまでピカピカになりました!

(3)蛇口をピカピカにすると、お風呂場全体の清潔感がUP!

 「輝くべきものが輝いていると、清潔感がグンとアップします。蛇口などの銀色の部分や鏡は、極力毎日、使い終わったら乾拭きしたいですね。蛇口まわりの水垢は、お風呂用洗剤をスポンジに取って洗い、乾拭きで磨き上げてください。お風呂場に限らず、角度を変えてチェックすると汚れや拭き残しが発見しやすいですよ。また、浴槽はお風呂に入った後の予熱を使い、残ったお湯に直接お風呂用洗剤を入れてつけ置きすれば、省エネかつ掃除も楽ちんです。その他にも、シャワーホースを上の方のフックにかけることで接地面のぬめりを防ぐこともできます」

掃除前にはなかった輝きが!使ったらこまめに拭くことが水垢を防止する最善策!
掃除前にはなかった輝きが!使ったらこまめに拭くことが水垢を防止する最善策!

 「重曹を使われている方もいらっしゃると思いますが、バスルームにはアルカリ性の汚れと酸性の汚れが混在しているので、汚れ具合によってはお風呂用洗剤の方がより効果的です」

 汚れと目からウロコが落ちまくった今回。次回は、皆を悩ませるキッチン&トイレのキレイのコツをお伝えします!

第1回 アイテム紹介&お風呂場編(この記事)
第2回 キッチン&トイレ編
第3回 床&室外機&ベランダ編

文/小泉なつみ、写真/小野さやか