VIO脱毛スタート!
脱毛研究会の取材で学んだのは「脱毛するなら露出の少ない季節に始めるのがいい」ということ。私がクリニックを訪れたのは、真冬の2016年12月でした。また、経験者や医師からも「色素の濃いVIOは痛みを感じやすい」「医療のレーザー脱毛は回数が少なくて済む」と聞いていたので、麻酔をしてレーザー脱毛をしてくれるクリニックでの施術を選びました。
【参考記事】■永久脱毛=一生ツルツルは幻想? 医療とエステの違い
「クリニックの医療レーザー脱毛は通う回数が少なくて済む」
初診ではカウンセリングを行います。毛周期から始まり、実際レーザー脱毛ではどんな機器を使うのか、どんなデザインがいいのか、など医師のアドバイスを聞き、施術の予約を入れます。このとき、麻酔のクリームを処方してもらいました。
VIO脱毛には、超えなくてはならない二つの関門がある
【施術前夜】
VIO脱毛初心者の私にとって、脱毛に至るまで二つの関門がありました。
まず、第1の関門は自宅での剃毛(ていもう)です。そもそも、そんなにのぞき込むことのなかったデリケートゾーンと私は浴室で30分も向き合うことになりました。
トライアングルのデザインにしようと決めていたので、まずハサミである程度カットし、そっていきます。初めは潔く外側からT字のカミソリを使ってジョリジョリと……。次第にそのスピードは遅くなり、不安になっていきます。
【参考記事】
「VIO脱毛のQ&A 温泉で浮かない医師おすすめデザインは」
うまくそれたか分からない、どこまでそればいいのか分からない、そもそも、そるのが怖い……。
いろんな角度から攻めるため、浴室での格好はこんな感じです。
IとOは完全にはそりきれません。いや、正直にいうと完全にそるのを諦めました。入浴後30分も格闘して既に汗がダラダラ。すごい体勢が続くので首も凝りました。腰も痛い。「もう、お金払うからプロにやってもらいたい。それで、どこまでやればいいのか一度学ぼう」と観念したのです。
多少そり残しがあっても、下着をはくとスースーするほど毛量は減りました。ここまでそったのは初めてです。毛量がうんと減っただけでも、恥ずかしさと誇らしさと安堵感が入り混じった、大人への一線を越えたような感覚です。施術当日はクリニックに向かう足取りも、気持ち軽やかでした。
【施術当日】
麻酔クリームを自宅で塗り、塗布した部位にラップを当てて行きます。最初は違和感がありますが、そのうち慣れてきます。
ここで、下半身だけ洋服を脱いで、紙パンツにはき替え、タオルスカートをはきます。
最初に、スタッフが「ちゃんとそれているか」確認します。昨晩、諦めた私はやはりそり残しがたくさんあったようで、スタッフの方が電動ハンドシェーバーで5分ほどかけてそってくれました(剃毛料金は1回3000円)。そるとき、O部分はくすぐったくて体が震えました。