――合コンでNさんの高スペックが引かれた経験から、「男性との出会いは知人からの紹介がいい」と強く思われているそうですが、それはどうしてですか。

 「今年の夏まで交際していた相手は、会社の同期(女性)からの紹介がきっかけでした。友人たちには日ごろから理想を伝えてあるのですが、その同期が『あなたの好みそうだし、性格も合いそうだなと思って』とある人を紹介してくれたのです。実際、その人は高スペックでしたし、趣味も合って、雰囲気も含め、話していてとても楽しい人でした。

 知人からの紹介の場合、紹介してくれる人の主観にはなりますが『あなたに合いそう』と判断してくれた上でのセッティングなので、合コンに比べると効率がいいのではと思います。自分の希望をあらかじめ周囲に伝えておくことって大事だと思いますし、周囲も紹介しやすいし、反対に合わないだろうなと判断しやすいと思います」

――ちなみに、Nさんの好みの男性のタイプを教えてください。

 「ベタなのですが、やはり『三高』にはこだわりたいと思ってしまいます。

 (1)『(将来的に)私以上の高収入』(2)『早慶上智、難関国立大出身の高学歴』(3)『身長178cm以上』の三高が理想の条件です!

 24歳から1年半ほど付き合っていた1歳年上の相手がまさに理想の『三高』タイプ。私はとても好きでした。でも、結婚に対して全く意欲のない人で……。付き合う前のデートのときに彼から『結婚しても働きたい?』『相手に転勤があったら付いていくタイプ?』と聞かれていたので、私も結婚を意識していました。

 しかし月日がたつにつれ『35歳までは結婚はいいや』『30代は趣味に生きたい』、揚げ句の果てに『結婚というものが考えられない』と振られてしまったんです! そのため、最近では『三高』に加えて、『そもそも、結婚願望がある』という人が必須条件になりました」

――では、逆にNさんが、「こういう相手とは結婚は無理かな」と思うタイプは?

 「20代後半から30代前半時点で、貯金額が最低300万円ない人とは金銭感覚が合わなそうで、結婚は無理かなと思います。

 私自身、特に趣味の国内旅行などにかかるお金を我慢しなくても、収入から1年間で100万円程度の貯金ができています。結婚相手はできれば同程度の年収がある人がいいなと思っているんです。

 貯金がないという人は、よほどお金がかかる趣味があるのか、そうでなければ『将来のことを考えてある程度は節約しよう』という意識があまりない人なのではないかなと考えてしまいます。

 仮に年間50万円を貯金していたとしたら、例えば社会人6年目の方なら300万円は貯まるはず。それ以下の貯金額の人とは年収が同程度であっても、将来設計とかいろいろと考え方が違うだろうなと、正直思います」

――『三高』で結婚願望もありそうなすてきな方を見つけるのはなかなかハードルが高そうですね。Nさんが知人以外に頼っているツテがあれば教えてください。