「恋愛に対して不器用」と自覚している人が8割以上
「あなたは恋愛に対して器用だと思いますか」と聞くと、「器用だと思う」人はわずか1.3%で、どちらかというと器用だと思う」も13.4%しかいませんでした。「どちらかというと不器用だと思う」(41.6%)、「不器用だと思う」(41.1%)を合わせると82.7%にのぼり、8割を超える人が「恋愛に対して不器用」と自覚している実態が明らかになりました。
では、なぜ器用・不器用だと思うのでしょうか。その理由を見てみましょう。
<器用女子の理由>
◆ 基本的に相手に合わせることができる。(27歳、コンサル、マーケティング)
◆ 自分から告白する。(36歳、情報通信・IT、企画)
◆ なんだかんだあっても、最終的にはうまくいくから。(35歳、製造、研究開発)
◆ 失敗もたくさんして、たくさん学んで成長したから。(34歳、建設、営業事務)
<不器用女子の理由>
◆ 隙がない、近寄りがたいといわれる。(30歳、情報通信・IT、SE)
◆ 甘えたくても甘えられない。(40歳、建設、経理)
◆ 素直に甘えられない、気持ちを伝えることが苦手。(35歳、教育・学習支援、一般事務)
◆ 仕事と恋愛、両方うまくやろうとする意識が強く、結果としてどちらも中途半端になりがち。(38歳、製造、営業)
恋愛に対して器用な人は「バランス上手」「聞き上手」「流され上手」
最後に、自分自身ではなく、周囲にいる「恋愛に対して器用な人」について、教えてもらいました。
◆ 恋人と一緒にいる時間と1人の時間を両方大事にしている人。(27歳、建設、営業事務)
◆ 有給などをうまく利用し、恋愛と仕事のバランスがとれている。精神的にも物理的にも無理していない。(38歳、製造、営業)
◆ 聞き上手なところ。隙があるように感じさせるところ。友人は見た目も性格もかわいらしく、彼氏を切らしたことがほとんどない。リアクションが少女漫画のよう。男にこびているわけじゃなくそれが素なので、私にたいしても同じリアクション。(30歳、サービス、一般事務)
◆ 狙った男性は必ずしとめる狩人のような女性がいます。その女性はアパートの隣に住む男性に自室に出たゴキブリ退治を頼んだことがきっかけで、お付き合いをし、ついに結婚しました。普段の行動から、男性の操縦がうまいなと感じます。(33歳、医療福祉関連、専門職)
◆ 相手が求めていることをサラッとできたりしているところ。気持ちを汲み取る、その気持ちに応えられるスキルは仕事にも通じると思う。(34歳、教育・学習支援、営業)
◆ 付き合って別れて、また別な人を好きになるスピードが速い知り合いがいます。気持ちの切り替えをどうしてるのか聞いたら、生理的に嫌いになるから別れて、好意を持たれていると感じるから好きになるのだそうです。流され上手とも言えるのかも知れませんが、器用だなと感心します。(37歳、建設、総務)
調査では、パートナーも結婚も望んでいる女性が多いことが判明しました。今回ご紹介したさまざまな人の意見を参考に、自分の仕事と恋愛について、ゆっくり考えてみませんか。
文/佐々木恵美 写真/PIXTA