『日経WOMAN』が、この1年に各界でもっとも活躍した働く女性に贈る「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」。デザインものづくり賞、「ドボジョ」キャリア開拓賞、チーム2017賞などの各賞に7名、そして大賞1名の計8名が今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。12月2日に行われた表彰式後のトークセッションやパーティーの様子をレポートします。

2017年に活躍した女性たちの共通点

 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」の表彰式後半は受賞者と審査員によるトークセッションが行われた。トークセッションは3部構成で、第1部は未来食堂・小林せかいさん、ロフトワーク・林千晶さん、FOVE・小島由香さんが登壇。審査員の早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄さんが司会を務め、活躍した女性たちの共通点を探った。

左から、審査員の早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄さん、FOVE・小島由香さん、未来食堂・小林せかいさん、ロフトワーク・林千晶さん

林さん 「ロフトワークはクリエイティブのプラットフォームで、リアルなクリエイティブの流通を目指すほか、地域の魅力を伝える仕事にも取り組んでいます」

小林さん 「未来食堂の“あつらえ”は、店にある食材でお客さんのリクエストの物を作るシステム。主婦が冷蔵庫にあるもので、家族の体調や好みに合わせた食事を作るのと同じです。“まかない”は、お客さんが50分働くと1食分が無料になる仕組みです」

小島さん 「私は中学生の頃からオタクで(笑)漫画家志望でしたが、漫画家を諦めた後も物語の世界への愛情がずっと途切れなかった。2次元の世界と仲良くなりたい、画面の中のキャラクターとアイコンタクトしたいという思いが視線追跡機能付きのVRヘッドマウントディスプレー開発につながりました」

審査員・入山さん 「3人に共通するのは革新、イノベーションを起こしていること。また、ひと昔前なら“チャック女子”と呼ばれたように、活躍している女性は自分の本音を隠して男社会をわたっていた。でも、皆さんは素のままで自然体です。女性が活躍することで、土の香りがするような新しい考え方や社会へのアクションがもっと出てくることを期待しています」