特別賞

中満 泉さん なかみつ・いずみ
国際連合事務次長・軍縮担当上級代表

女性初の国連の軍縮部門トップに就任

 1989年に国連難民高等弁務官事務所に入り、緒方貞子氏のもと、多くの紛争現場で働くなど、長年、平和と軍縮の実現に関与。今年5月、国連で日本人女性として最高位である、軍縮部門トップに就任。核兵器廃絶を目指し、各国の対話推進に挑む。

伊達 公子さん だて・きみこ
元プロテニスプレーヤー

37歳で現役復帰。果敢に挑戦した生き方に感動!

 プロテニスプレーヤーとして26歳でいったん引退したものの、約11年半のブランクを経て2008年に現役復帰。09年にはWTAツアーシングルスの歴代2位となる年長記録で優勝するなど活躍した。今年9月、46歳で2度目の現役引退を発表。30代後半から9年半、再挑戦し続けた姿は、働く女性にも勇気と元気を与えてくれた。

 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、(1)働く女性のロールモデルを掲示、(2)組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当てる、(3)活躍した女性たちを通して時代の変化の矛先をとらえるという趣旨のもと、1999年から毎年実施するアワード、本年が19回目となります。『日経WOMAN』は、1988年の創刊以来、「働く女性」をバックアップしてきました。今後も「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を通じ、社会で活躍する女性を表彰することで、時代を担う女性たちを応援していきたいと考えています。なお、2017年12月7日発売の『日経WOMAN』1月号では、受賞者の紹介と審査結果の詳細を掲載いたします。

「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」の詳細については『日経WOMAN 1月号』をご覧ください。