今月の日経ウーマンからの特集は「捨てる快感、始めよう!」を全5回にわたりお伝えいたします。5回目の本日は、「“キッチン&洗面所”にある物の捨てどき&見極め方」です。整理に困りがちなアイテムの“捨てどき”を見極めるコツを大公開。これさえおさえれば、“捨てられない”の悩みがなくなり、捨てるのが快感に!

毎日使う場所を整理
キッチン

使わない調理器具や食材がたまりがちなキッチン。便利なアイテムでも使いこなせないなら手放し、すっきりキッチンを目指して

【キッチンはこういっぱいになる】
食材も食器も、使いこなせないままたまっていき… ⇒“なんとなく便利そう”を排除せよ!

冷蔵庫の中
賞味期限を見ながら自動的に捨てる

冷蔵庫の食材や調味料は1点ずつ賞味期限をチェックし、過ぎているものは迷わず捨てよう。冷凍するときは、ラップや保存袋に日付を書いてから保存しておくとGOOD

捨てる目安
・いつ冷凍したか分からないもの
・使いかけのまま長く放置したもの


冷凍時期が不明のものは捨てる
いつ冷凍したか不明なものや霜がついたものは、味が劣化している恐れが大。処分するほうがいい

保存容器
ニオイや変色、蓋の曲がりを目安に

キッチンにたまりがちな保存容器だが、多くは必要ないはず。収納スペースを決め、そこからあふれたら捨てること。買うときは、場所を取らないよう重ねられるものを選んで

捨てる目安
・色やニオイが移っているもの
・蓋が変形しているもの


蓋のゆがみや変色をチェック
ニオイや色移り、変形しやすい保存容器は、1つずつチェックして気になるものは処分しよう

調味料
開封後数カ月たつものは廃棄して

賞味期限内であっても、開封して数カ月たったものは廃棄して。使い切れない変わった調味料がたくさんたまりがちな人は、最初からベーシックな調味料だけをそろえるのが無難

捨てる目安
・開封してから数カ月以上たっている
・普段の料理に使わない


賞味期限の古いものは風味も落ちている
傷みにくい調味料やスパイスでも、消費期限が切れたものは風味が落ちている場合が多いので処分

鍋・調理器具
使いやすさで1種につき2個に厳選

鍋やフライパンなどの調理器具は、意外に場所を取るもの。1種につき2個を基準にして数を絞り、使いやすいものだけを残すようにしよう。キッチンの利便性もアップするはず

捨てる目安
・ほぼ同じ用途のものが別にあり、なおかつ使いにくい
・汚れやコゲが気になる


汚れやコゲが気になったら廃棄
汚れやこげつきが気になったら優先的に処分。テフロン加工が剥がれ始めたら寿命だと考えよう

食器
「こだわり」と「エース」に絞り込む

食器類は、「こだわって買ったもの」と「使いやすいエース」をピックアップ。使用頻度が低く、それほど愛着もないものは、持っていてもあまり意味がないと判断しよう

捨てる目安
・景品としてもらったものなど、好みでなく愛着もない
・欠けたり、色が沈着したりしているもの

中途半端なものは捨てる候補に
日常的に使うわけでもなく、それほど気に入ってもいない中途半端なものは真っ先に処分。使うもの以外は増やさないように心がけて