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アラサー契約社員 夢が叶った!なのにモヤモヤ…なぜ?

2017年1月6日

やる気のないごく普通のOLの物語 第10回

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「何のために働いているのかわからない」。そんなこじらせOLが主人公の小説『言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話』を、本連載「才能がない人の夢のかなえ方」としてお送りしていきます。前回、憧れの声優・小田マモルのインタビューの約束が取れたヤグチでしたが……。

前回までのお話→ 前書き第一回第二回第三回第四回第五回第六回第七回第八回第九回:自分のアイデアを通すには 相手が納得する提案の仕方

【第十回】気持ちは伝わる

 「ネットの6秒動画サービスを使って、生の声をスマホユーザーに広げる」という企画が、事務所を辞めた小田さんの思惑と一致して、実現することになったのだ。
 私にメールをくれたのは、事務所を辞めた彼のために新しくマネージャーをすることになった、彼の弟さんからだった。

 そして、無事完成したそのインタビュー記事は、内容には賛否両論あったものの、爆発的なページビューを記録した。
 何しろ、ほかに本人が登場したメディアがないのだ。
 スポーツ新聞にも、「ネット動画で心情を激白!」という記事が載った。

 もちろん、インタビューは今までの人生で一番緊張した。
 普段は舞台で、しかもオペラグラス越しにしか見られないオダマモの口から出てくる言葉は、私の耳から耳に通り抜けるようだった。
 自分がイスにちゃんと座っているという感触もなかった。
 というか、今、思い出しても、インタビューをしていたときの記憶がほとんどない。

 でも何より驚いたのは、オダマモ本人の口から、
 「ほとんどのメディアは数字がほしいだけで、ゴシップ的な嫌らしさが強すぎたんですが、こちらの企画書は何か熱くて、僕の言いたいことをわかってくれかもしれないって思ったんです」
 という言葉が出てきたときだった。
 私のやたらと熱い企画書はムダではなかったのだ。

 「どうやってインタビューしたのか、取材させてもらえませんか?」
 今まであこがれていた大手のメディアからそんなオファーまできた。
 でも、断った。
 私のことを信頼してくれたオダマモに悪いと思ったから。
 それでも、後追いの記事がたくさん出た。そして、そのたびに「関連記事」として紹介されたため、私の書いたインタビューのページビューは伸びていった。

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Profile
吉永龍樹
吉永龍樹(よしなが・たつき)
1979年生まれ。 静岡県出身。 学生時代に作成した個人サイト「僕の見た秩序。」が4年で1億アクセスを突破。現在は東京都を拠点に、サラリーマンクリエイター、インターネット専門家としてWEB、ソーシャルメディアを中心に活動中。著書に『ゆかいな誤変換。』『ハイブリッドワーカー』『言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話』など。Webクリエーションアウォード WEB人賞受賞。LINEスタンプ「エヅプトくん」は女子高生を始め、世代を越えて大ヒット中。最新作は「肉くん」スタンプ。
Twitter: https://twitter.com/dfnt
Facebook: https://www.facebook.com/dfnt.net
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