読者の手帳拝見レポート後編は、「自分の手で書く」ことをとても大切にしているお二人が登場します。忙しいからこそ、やることがたくさんあるからこそ、自分の手で書き出す。あなたの手帳の使い方が変わるかもしれません。

ポスト・イット製品担当のふせんを徹底活用した手帳術

 手帳と一緒にふせんを使っているという人も多いのでは? 澤木麻貴子さんは、『ポスト・イット(R)ノート』で有名なスリーエム ジャパンで働いています。今年に入って、ポスト・イットブランドのマーケティング担当になったそう。そんな澤木さんの手帳を覗かせていただくと、やはりふせんが大活躍していました。

スリーエム ジャパン 文具・オフィス事業部 マーケティング部 澤木麻貴子(さわき・まきこ)さん
スリーエム ジャパン 文具・オフィス事業部 マーケティング部 澤木麻貴子(さわき・まきこ)さん
<使っている手帳>
EDiT/A6 Weekly Vertical(A6サイズ)

【用途に応じてふせんを使い分け】

 手帳は主にマンスリーを活用しているという澤木さん。会議が多く、予定の変更も度々あるそうで、書いて消せるフリクションを愛用しています。

 手帳の右側にふせんがたくさん貼られていますね。

「この手帳は完全に仕事用なので、週末の部分にはふせんを貼って、週のタスクを管理しています。もし今週終わらなかったら、ふせんを来週に移動させます。来月の分まで貼っておくこともありますね。それから平日のスペースに貼ってあるふせんは、作業の進捗を示すものです。例えば『交通費』と書かれているふせんが11日のところにあれば、交通費精算が11日の分まで終わっているという意味なんです」

休日は黄色、出張は緑と、シールで色分け
休日は黄色、出張は緑と、シールで色分け
よく使うシールは手帳の見返しに留めてあります
よく使うシールは手帳の見返しに留めてあります