読者アンケートで、みんなが挑戦してみたい手帳の第1位は「ほぼ日手帳」でした (「読者が挑戦したい手帳第1位は「ほぼ日手帳」第2位は?」)。一体、「ほぼ日手帳」とはどんな手帳なのか。毎年新しい手帳を試してきた手帳好きの編集Oが、2016年は読者に人気の「ほぼ日手帳」を使ってみました。今まで使ってきた手帳と「ほぼ日手帳」はどう違うのか? 働く女性には使いやすいのか? 約1年かけた実体験をレポートします。
「ほぼ日手帳」に踏み切れなかった理由
2016年に試したのは、ほぼ日手帳の「カズン avec(アヴェク)」という分冊タイプ。仕事のスケジュールを書くならA5サイズはほしい。でも1日1ページでA5サイズだと分厚くて困る…。そんな悩みを解決してくれたのがこの分冊版でした。
社会人になってからというもの、毎年違う手帳を導入していたのですが、実は人気のほぼ日手帳にはなかなか踏み切れないでいました。その理由は、大きく3点。
・価格が高い
・1日1ページをどう使っていいか分からない
中でも厚さと重さは重要な要素でした。もともと荷物が多いので、できれば手帳は持ち運びやすいサイズがいい。とはいえスケジュールを管理するには、やっぱりA5サイズくらいはほしいところ。となると、これまでのほぼ日手帳にはちょうどいいものがなかったんです。…ところが!
同じように感じていた人も多かったのでしょう。2015年から半年分ずつ使える分冊タイプが発売になりました。
「これなら私もほぼ日デビューできるかも…」
手帳は翌年1年間の仕事のモチベーションに関わるので、その後も迷いに迷って、やっと今年、手に取ることができました。価格は決して安いとはいえませんが、ほぼ日デビューするどきどき感もあって、ずっとほしかったブランドの服を買ったような満足感です。市販のカバーもとっても可愛かったのですが、「薄さ・軽さ」を重視して、今回は手帳本体のみ購入。布地とビニールカバーを組み合わせて表紙を自作しました。