スマホが普及し、デジタルでのスケジュール管理が隆盛と思いきや、実は、アナログ手帳の売り上げは好調。読者アンケートでも、デジタルと併用する人も含めてアナログ派は約9割もいました。優れた新機能が付いたアイテムが続々発売されています。流行の最先端をいく渋谷ロフトで、いま人気の手帳について聞いてきました。

渋谷ロフトではおしゃれで個性的な手帳が人気

 IT系ベンチャー企業やファッション業界ではたらくクリエイティブな人々が集う街・渋谷。ロフトに足を運ぶ客層は、20代~30代が多く、中でも女性客は、渋谷あるいは渋谷近郊で働くOLや大学生がその中心だとか。そのため、おしゃれで個性的な手帳が大人気なのだそう。

スケジュール管理以外の用途目的

 ロフトの広報・中川真理子さんによると、手帳売り場の今年の傾向は、「スケジュール管理を行うだけでなく、自分の好きなことをより自由に追求し、記録することができるタイプのものが登場している」とのこと。

 例えば、“なりたい自分”を目指すプランやWISHリストを書ける「自分を高めるタイプ」、趣味や好きなモノだけを記録していく「趣味特化タイプ」、手帳を使うこと自体が楽しくなるような、全ページフルカラーの「デザイン重視タイプ」など、よりバラエティに富んだ手帳が増えてきたそうです!

 渋谷ロフトの毎年根強い人気を誇るのは、ズバリ「ほぼ日手帳」。「ロフト手帳部門で12年連続売上1位という不動の人気です。毎年新しいカバーがラインナップされるのも魅力の一つ。発売日当日にお店に足を運ぶ愛用者が大勢います」(広報・中川さん)

 それでは、渋谷ロフトに聞いた、人気商品10冊を一挙に紹介します。