こんにちは。「女子による女子のための映画DVDガイド」の映画ライター・清水久美子です。
仕事が忙しいと出会いがない。そもそも、出会いのきっかけがない……。どうにかして相手を見つけたい時、ネットを1つの手段として考えたこと、または利用したことはありますか? “出会い系サイト”という呼び方だと、あまり良いイメージは思い浮かばない感じですが、アメリカでは結婚したカップルの3分の1はネットで知り合ったという調査結果があるとか。結婚まではいかなくても、相手を探すのにネットは便利だからという理由で、利用する人が多いそうです。
「それって本当かなぁ」とちょっと疑問を抱きつつ、今回紹介する映画「きみといた2日間」を観てみました。さらに、ヒロインを演じるアナリー・ティプトンに電話インタビューできることになったので、彼女に疑問をぶつけ、意見も聞いてみたところ、現在27歳のアナリーは率直に応えてくれて、興味深いお話を聞くことができました!
まずは、映画のストーリーから。
ニューヨークで暮らすメーガン(アナリー・ティプトン)は、医大を卒業したにもかかわらず、就職活動がうまくいかず、無職の生活が続いています。その上、婚約までした彼に突然別れを告げられ、すっかり落ち込んでしまいます。そんな中、ルームメイトのファイザ(ジェシカ・ゾー)から、彼氏のセドリック(スコット・メスカディ)と住みたいから、家賃を払わないなら出て行ってほしいといわれ、八方塞がりのメーガン。
ファイザはメーガンに、現状を変えるために新しい相手を探すべきだと提案。メーガンは渋々ウェブサイト「ロマンス.com」に登録し、アレック(マイルズ・テラー)という男性と知り合います。