「婚活中なのに、まわりにいいオトコがいない」「合コンを重ねても、なかなかいいご縁につながらない」……よき出会いのチャンスを遠ざけているのは、もしかしたらあなたの内なる「汚ブス」が原因かも!? オネエ系汚ブス研究家・KENJIさんによる川柳連載「汚ブス研究家KENJIの美タミン川柳」。“汚ブス”とは「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。働く女性に潜む「隠れ汚ブス」をあぶり出し、より魅力を開花するべくKENJIさんが愛の美(ビ)ンタを打ちます。

【今回の一句!】

 道迷い 諦めモード 般若(はんにゃ)顔

 ごきげんよう。アタシKENJIよ。「桜のような淡いピンク色の恋がした~い♪」なんて思ってみても、そううまくはいかないみたいね。

 「仕事と結婚、どっちを優先させれば良いのよ~。誰か教えて!!」って嘆いている“汚(お)い込まれブス”ちゃんのアナタ! KENJI美(ビ)ンタで心のお目目を覚まさせてあげるわ。

 アナタのビジネス力を、「美ジネス」へ変換させるわよ!

“汚い込まれブス”になって視野が狭くなってはいけない

 先日、社会人6年目の女性たちを集めて女子会をしたの。彼女たちは、いわゆるアラサーといわれる世代。職場環境にも慣れ、ようやく自分の仕事に自信がついてくる頃で、この女子会ではこんな話題がよく飛び交うの。

「残りの20代をどう過ごして、30代をどう生きるか」

 要は仕事に精を出してキャリアアップしていく道を選ぶか、結婚に向けて準備を重ね、女性としての幸せを選ぶかということ。

「就職してから必死で働いてきて、やっと周囲からも認められるようになったし、仕事もまだまだしたいんだよね…」

「でも、周りの友達は結婚している子もいるし、子供のことを考えると…」

 こんな会話をよく耳にするわ。田舎の実家に帰れば「いつ結婚するの? そういう相手はいるの?」と質問攻めにあい、会社では「30代になってやっと一人前!」と先輩社員たちに力説される。

 周囲からのプレッシャーを感じながら、彼女たちなりに生活しているのよね。

 でも、考えてみてちょうだい。勝手に「仕事」と「結婚」のどちらか2択に挟まれて、うだうだ悩んでいるなんておかしいわ。どちらかひとつに絞らなきゃいけないルールなんてないのよ! みんなそろって眉間にシワを寄せちゃって、般若の面みたいな顔が恐ろしいわ。自分の顔を鏡で見てちょうだい。そんなときのアナタ、そもそも「幸せな結婚」を引き寄せるような表情をしていないでしょ?