「婚活中なのに、まわりにいいオトコがいない」「合コンを重ねても、なかなかいいご縁につながらない」……よき出会いのチャンスを遠ざけているのは、もしかしたらあなたの内なる「汚ブス」が原因かも!?オネエ系汚ブス研究家・KENJIさんによる川柳連載「汚ブス研究家KENJIの美タミン川柳」。“汚ブス”とは「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。働く女性に潜む「隠れ汚ブス」をあぶり出し、より魅力を開花するべくKENJIさんが愛の美(ビ)ンタを打ちます。

【今回の一句!】

演(エン)ジニア ギャップに引かれ 逆効果

 どうも~♪ ごきげんよう。アタシ、KENJIよ。

 普段の声が地味すぎて、「オトコみた~い」なんて言われたことないかしら? 平気でデリカシーのない言葉をぶつけてくるヤツっているわよね。心に思ったありのままを、そのまま発しちゃうなんて立派な公然わいせつよっ!

 そんなあなたでも、仕事の取引先の人と会う時や合コン、それから既婚者の場合は旦那の実家へ行く時、「よそ行きの声」になるっていうじゃない? いつもの声のトーンより半音高くなるあの声のことよ。

 普段とギャップがありすぎて、どこから声が出ているのかホント疑問なんだけど、中性的なアタシがそう思うくらいだから殿方はもっと不思議よね。って、誰が中性よ! 洗剤みたいにアタシのこと勝手に分類しないでちょうだい。頑固な油汚れは落とせませんけどゴメンあそばせ~。

 相手に良い印象を与えるために、声のトーンを変えて話すのは良いことだと思うけど、たまに無理をしすぎて声が裏返ってしまっている女子っているわよね。

 相手からしてみれば、逆に声が聞き取りにくくて、会話の内容がぜんぜん入って来ないの。無理すること=失礼につながることもあるんだから、アナタの心の隙を見せない努力も必要だと思うわ。

 えっ!? どういうことって? よそ行きの声を出さなければならない時だけ緊張感を持つのではなく、普段の気だるそうな話し方や表情をなんとかしなさいってことよ。日常の“粗”なんて、気を引き締めていないと表に出てしまうんだから。

【KENJI美~ンタ!】

「SNSの世界でだけ自分をキレイに着飾っていないで、現実の世界でキレイを磨く努力をしましょうよ。」

 ここぞ! という場面でよそ行きの「演(エン)ジニア」でありたいのなら、私生活から見直すことをオススメするわ。