12月2日、3日に「WOMAN EXPO TOKYO 2017 Winter」が東京ミッドタウンで開催されました。2日に行われた朝6時代表取締役の池田千恵さんによるセッション、「朝の30分が夜2時間の余裕をつくる じぶん働き方改革」では、「朝30分」自分のための時間を持つことで余裕を生み出し、働き方を変える方法が紹介されました。

情報過多の時代で余裕がなくなっている

働き方改革のコンサルティングも行っている池田千恵さん

 現在は、働き方改革という言葉が先行しているものの仕事量は変わらないという混乱期にあるため、余裕がなくなっているといいます。池田さんによれば、原因の一つは「have to」が多いこと。「しなければならないこと」と「こうしたいということ」が入り混じって、「want」が見えなくなっているのです。

 その背景にあるのが、情報過多。SNSで周りがみんなキラキラして見えたり、「つながり疲れ」によって自分の「すごさ」に気付かなくなっていることもあるそう。池田さんの場合は、朝4時起きをしていることを周囲に話したところ、自分ではたいしたことがないと思っていた習慣にニーズがあると気付いたそうです。同様の「すごさ」は誰にでもあり、それを考える時間を確保することが大事とのこと。頭と心が整理されれば行動が変わり、未来が動き出すといいます。

 「自分がどう思うかを見極めることが、じぶん働き方改革につながります。自分がどう働きたいか、どう生きるかをじっくり考えないでいると、あっという間に3~4年たってしまいます。日々考える時間をつくることが、本当の働き方改革じゃないかと思います」(池田さん)

考える時間を確保するためには?

 それでは、考えるための時間はどうやって確保すればいいのでしょうか。まずは、「エセやりたいこと」に時間を取られないようにするのが大切だと池田さん。例えば「運動をしたい」場合、「体を動かすのが好きで喜んで」なら「want」ですが、「太ったら嫌だから仕方なく」であれば「have to」です。前者なら自然と続きますが、後者では続きません。また、「太ったら嫌」であれば、運動以外の方法もあるかもしれません。本音を意識するのが大切ということです。

 「エセやりたいこと」に時間を取られないための方法として、池田さんは「理想の1日」のスケジュールを書いてみることを提案します。現状のスケジュールに引っ張られることなく、理想の時間を書くことがポイントです。理想を実現するために、他の時間をどう短くするかを考えるのが目的だからです。

来場者の方には、「理想の1日」のスケジュールを作成した上で講演を聞いていただきました