今回のまとめ

 今回の記事をまとめると、次のようになります。

■メールの文章をうまくするための時間を使うのはやめよう

■表面的な文章より本質が分かればOK

■「何を書くか」ではなく、「メールを送った後、相手に何をしてほしいか」を明確化する

■具体的なポイントは以下の3点
 1.メールタイトルかメールの冒頭で、このメールを読んでどんなアクションを求めているかを明確にする
 2.「何がどうした」「誰がどうした」「で、私にどうしてほしいの?」 が、パッと読んで分かるようにする
 3.「週明け」「午後イチ」「朝イチ」「今日じゅう」など、人によって解釈が異なる言葉を避ける

 この連載で提案している「じぶん働き方改革」とは、自分の時間に対する意識を高めて仕事の生産性を上げるのは当然のこと、相手の時間をいかに奪わないかを意識することでもあります。

 分かりやすいメールを書くことで相手からの返信が早くなれば、あなたもうれしいし相手も貴重な時間をメール返信に費やすことがなくなりラクになりますよ。

 次回は、タイピングの高速化のためのオススメソフトや、よく使う文章のテンプレ化の方法について解説します。どうぞお楽しみに。

早速今日から、実践してみてくださいね (C)PIXTA
早速今日から、実践してみてくださいね (C)PIXTA

文/池田千恵 写真/PIXTA

さあ、働き方改革をはじめよう。明日から実践できるノウハウが盛りだくさん。
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