今回の記事のまとめ

 ここまでの内容をまとめます。

●仕事への自信と正確な見積もり、見通しに確信があれば「おまえが言うか」とは言われない

●まず仕事の正確な見積もりをするところから始めよう

●何にどう時間がかかっているかをまずは把握しよう

●次の質問を自分にしてみて、対応をシミュレーションしてみよう
 1.これを受けることで、相手の仕事で不都合が生じることはあるか?
 2.あるとしたらどの部分で、どのくらい作業の遅れが発生するか?
 3.その作業の遅れを回避するために、自分ができる最善の方法は何か?

 時間の自由が欲しいという人ほど、今、わずかでもある自由になる時間を丁寧に扱っていないのです。たとえ自由になる時間がとても少ないとしても、その瞬間を無為に過ごしている限り、時間の自由は得られません。ちょっとしたスキマ時間の積み重ねで自分の作業工程を明らかにして、伝えるシミュレーションをすることを習慣化すれば、後で大きな時間の自由となります。ぜひチャレンジしてみてください。

伝え方のシュミレーションをしてみよう (C) PIXTA
伝え方のシュミレーションをしてみよう (C) PIXTA

文/池田千恵 写真/PIXTA

さあ、働き方改革をはじめよう。明日から実践できるノウハウが盛りだくさん。
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