前回の記事「夜中のお菓子がやめられる 誰でもできる1分簡単ワザ」で紹介したオススメアクション、実践していただけましたか? いずれも1分あればできるので、気軽に試してみてくださいね。そして、今回は「会社でつい食べてしまうお菓子」。やめたいのにやめられない・・・といつも思っているあなた、必読です!

仕事中のお菓子が我慢できない、そのわけとは

 会社でのお菓子は、夜中のおやつよりも誘惑がいっぱい。それほどお腹がすいているわけでも、そのお菓子を食べたいわけでもないのに、無性にお菓子が恋しくなって、ついつい食べてしまう。やめようと思っても、出張のおみやげや差し入れ、おすそ分けがまわってきて、誘惑に負けてしまう。気がつくと体重が増えていた……なんてこと、経験があるのではないでしょうか。

 そして、楽しく味わって食べるならいいけれど、仕事中の「なんとなくお菓子」や「とりあえずお菓子」をやめたいと思っていませんか?

 それでは早速、会社でなんとなく食べてしまうお菓子をやめるための仕組みと、簡単なアクションをお伝えしましょう。

気付いたらお菓子でおなかいっぱい・・・なんてことありませんか? イラスト/三ツ木朗恵
気付いたらお菓子でおなかいっぱい・・・なんてことありませんか? イラスト/三ツ木朗恵

 会社でのお菓子がやめられないKさん。残業が多い仕事ということもあって、オフィスのコーヒーマシーンの横には、お菓子と冷蔵庫が常備。Kさんは、「何をいつ食べてもOKだし、来客者からのお菓子の差し入れも多くて、やめたいけれどやめられる自信がない……」と悩んでいました。

 Lさんのオフィスは、勤務時間中はお菓子禁止。ドリンク、飴、チョコ、ガムのみOK。Lさんは、ランチ後の眠気覚ましのガムにはじまり、3時のおやつや仕事が行き詰まったときのチョコが習慣化しています。Lさんは、「チョコをやめると仕事がはかどらない気がして、なかなかやめられない」と悩んでいました。

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 私たちは、理由もなく無性にお菓子が食べたくなるわけではありません。「お菓子が食べたい!」は、体からのサイン。仕事中にお菓子を食べたくなるのは、小腹がすいたときだけではありません。特に、疲れていたり、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスがたまったときに、無性にお菓子が恋しくなるのです。実際に、お菓子のおかげで、リフレッシュやストレス解消ができ、結果的に仕事の効率が上がることも。

 そうはいっても、限度があります。やっぱり、自分でメリハリを付けられたら、もっと気分がよく仕事をできるのに……と思っている方も多いのでは? ではいったい、どうしたらいいのでしょうか?