保存食として支持されている「乾パン」。缶入りタイプの賞味期限は5年ほどです。賞味期限が近づいているものを新しいものと交換したら、乾パンを使ったアレンジレシピでおいしくいただきましょう。
春風を呼ぶニース風サラダ
乾パン=パンなので、クルトン代わりのアクセントに
<材料>(2人分)
乾パン……20g
レタス……1/4個
ツナ缶……1缶(70g)
ゆで卵……2個
ミニトマト……約5個
インゲン……約7本
黒オリーブ……適量
塩・こしょう……少々
すし酢……大1
オリーブオイル……大1
<作り方>
1.小さいボウルに乾パンを入れ、すし酢をふりかけて10分ほど置いておく。
2.ゆで卵とミニトマトは食べやすい大きさにカットする。インゲンは塩茹でして2cmにカットする。
3.洗ったレタスを手でちぎり器に入れ、油を切ったツナ、ゆで卵、ミニトマト、オリーブを彩り良く上に盛り付ける。
4.3に塩・こしょうをふり、1を(すし酢ごと)のせ、オリーブオイルを全体に回しかける。
・トッピングの野菜はお好みでよい。
・すし酢がない場合は、(米酢大1+塩少々+砂糖少々)を電子レンジに1分かけたもので代用する。
具だくさんミネストローネ
柔らかくなった乾パンが香ばしくておいしい
<材料>(2人分)
乾パン……30g
玉ねぎ……1/2個
キャベツ……1/8個
ほうれん草……2束
ひよこ豆(水煮)……約40g
ソーセージ……3本
トマトの水煮缶……1/2缶
水……600ml
顆粒コンソメの素……小1
ローリエ……1枚
塩・こしょう……適量
オリーブオイル……適量
パルメザンチーズ……たっぷり
<作り方>
1.玉ねぎはみじん切り、キャベツは8mm幅、ほうれん草は根元を切り落として2cm幅、ソーセージは1cmの輪切りにする。
2.大きめの鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを加えて透き通るまでよく炒め、キャベツ、ほうれん草も加えて炒める。
3.トマトの水煮、水、顆粒コンソメの素、ローリエを加えて温め、ひよこ豆とソーセージ、乾パンも加えて中火で20分ほど煮る。
4.野菜が柔らかくなったら、塩・こしょうで味を調えて一晩置く。
5.翌朝乾パンがふやけて水分が少なくなっていたら、水100ml~300mlほど足して温め、塩で味を調える。
6.器に注ぎ、パルメザンチーズをたっぷりとかける。
・作りたても良いが、翌朝食べると乾パンがふやけてさらにおいしくなる。つぶしてよく混ぜて食べてもおいしい。
・ヨーロッパのスープには固くなったパンを水で戻し、よく絞ってスープに入れて作るレシピが多くある。食べ残したパンも無駄なく使えて、節約にも。
・人参やセロリ、じゃがいもなど、お好みの野菜を使っても良い。
・ソーセージの代わりにベーコン、ひよこ豆の代わりにミックスビーンズなどでも良い。