あのエクササイズビデオのパロディで、コンドーム装着法を伝授

 WEBムービーを再生すると、のっけから、あの一時代を築いたエクササイズビデオ「ビリーズブートキャンプ」をほうふつとさせるセット。チープな打ち込み曲が流れてオール外国人のキャストが一昔前のワークアウト用ウエアを着てリズムを刻む中、インストラクター「ザ・コンドームマスター コンドー教官」がハイテンションで若者諸君を鼓舞します。

マッチョなコンドー教官の白熱トレーニング
マッチョなコンドー教官の白熱トレーニング

 「やあみんな、元気にやってるか? もちろん、二つの意味でだ! Whooo!」
 「コンドー教官、最近こんな噂を聞いたんだ。コンドームをスマートに着けられないからって、着けない人が増えてる、ってね!」
 「ありえない、ありえない、ありえない!! 自分が未熟だから、パートナーを危険にさらす!? そんなヤツは、サイテーだ!」
 「一生童貞のままで生きたいか!?」

ティッシュを片手に叫ぶコンドー教官「パートナーを危険にさらす!? そんなヤツはサイテーだ!」
ティッシュを片手に叫ぶコンドー教官「パートナーを危険にさらす!? そんなヤツはサイテーだ!」

 コンドー教官とフロアの外国人トレイニー(訓練を受ける人)たちのハイテンションなコールアンドレスポンスは、完全にビリーズブートキャンプのパロディーであり、しかも音声は誇張された日本語吹き替え。ムービーが進むにつれ、私の心の中では肝心の「アレ」に「ソレ」を「どう」装着するのか、その表現はどう処理するのかと、期待と不安がぐるぐると超高速で渦を巻いていましたが、なんと! 片隅の小さなワイプ画面に先の丸い青い棒が映され、そこに堂々たるオカモト製コンドームがするすると無事装着されて、over40のおばちゃん(私)はホッと一安心したのでした。