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野田聖子の「現代女子感覚」は私たちの閉塞感を救うか

2017年8月4日

暴言、不倫、辞任騒動…「女難」に終止符を打ちたい安倍首相の本気度

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 8月3日、第3次安倍第3次改造内閣の閣僚名簿が発表されました。稲田朋美・前防衛相の辞任が大きな話題となった直後だけに、改造内閣での女性閣僚登用にも、一体誰がどのポストに指名されるのかと注目が集まっていました。

 女性閣僚は二人。共に閣僚経験者で、総務相となる野田聖子さん(56歳)と法相の上川陽子さん(64歳)です。

今、最も「現代女子感覚」を持つ政治家かもしれない

 春から夏にかけて、経験の浅い女性政治家のさまざまなスキャンダルが嫌というほど取り沙汰された経緯を踏まえての慎重で手堅い選択がにじむ人事。私は、今回の閣僚人事発表の中にまさかの「野田聖子」の名前があったことに、快哉(かいさい)を叫びました。詳細は後ほどゆっくりお話ししますが、彼女は女性として最先端の生き方や選択を重ねてきた先駆者であり、(意外にも?)現代の働く女子が共感せずにはいられない、学ぶべき要素を併せ持つ貴重な存在なのです。

「日本の女性って差別されて虐げられているんでしょう」
「とても少ない選択肢しか与えられていないんでしょう」
「男性に従うのを強制されて生きて、かわいそうね」

 なんて、海外の一部の人々が持っているかなり極端な日本人女性のイメージや、「日本の政治家は三流ばかり」なんて印象もひっくり返してくれるような、十分に成熟し、勉強し、バランス感覚も一般社会の感覚も持ち続けることのできる、しっかりした「自分軸」のある女性政治家のように感じています。

 「野田聖子という政治家が話す言葉は、本当に彼女自身が経験からそう感じて口にしている言葉だ」と、私は以前、野田さんのある対談をライターとして聞きながら感動したのを覚えています。

「日本の政治を変えてほしい!」という声に応えられるか (C)PIXTA

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河崎 環
河崎 環(かわさき・たまき)
コラムニスト。1973年京都生まれ、神奈川県育ち。家族の転勤により桜蔭学園中高から大阪府立高へ転校。慶應義塾大学総合政策学部卒。欧州2カ国(スイス、英国ロンドン)での生活を経て帰国後、Webメディア、新聞雑誌、企業オウンドメディア、テレビ・ラジオなどで執筆・出演多数。多岐にわたる分野での記事・コラム執筆を続けている。子どもは20歳の長女、11歳の長男の2人。著書に「女子の生き様は顔に出る」(プレジデント社)
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