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「専業主婦か、働くか」論争の「忘れ物」(4/4)

2018年6月1日

「一度も働いたことがないの? 信じられない」に返す言葉

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「私、働かなかった日は一日もありませんよ?」

 冒頭でご紹介した「専業主婦からのキャリア」特集の記事の一つに、このような読者からの声がありました。

共働きでも専業主婦でも、どちらの選択をしても尊重されるようになればいいのにと思います。専業主婦が多かった時代は共働きが珍しい生き方であるかのように扱われ、今は共働きが当たり前の時代に変わり、私の友人の専業主婦は専業主婦でいることに後ろめたさを感じると言います。また女性だけでなく、もっと男性が専業主夫になってもいいのではないかと思います。窮屈な環境を変えたいです(41歳、建設、経理、既婚、会社員・一般職)
「専業主婦は肩身狭い、働きたいのに夫NG…読者の本音」より

 「今は共働きが当たり前の社会だから、両立を選ぶ」というのも、それはそれで周りの空気に押された発想で、窮屈です。専業主婦に本当になりたい人が肩身の狭い思いをするのもおかしな話。

 「専業主婦 or NOT」論争の忘れ物とは、専業主婦も働く女性も、どちらも同じ一人の女性の、時期(人生のフェイズ)に応じて見せる姿にすぎないのだという考え方です。そして、夫婦間のどういった割合で収入を得ているかのバランスこそ違えど、専業主婦であっても子育てや家事や介護に必ずなんらかの責任を負って「働いている」ことには間違いがなく、そこに敬意が払われず存在がまるで無価値のように言われるのも、おかしな話です。

 結婚し、子育てを始めて22年たった私なら、かつて投げられた「あなた、働いたことがないの? 一度も? 信じられない」の言葉に、こう言い返すこともできるかもしれません。

 「企業には勤めていなかっただけで、家庭人として、職業人として、いずれにしても『働かなかった』日は一日もありませんよ?」

文/河崎環 写真/PIXTA

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Profile
河崎 環
河崎 環(かわさき・たまき)
コラムニスト。1973年京都生まれ、神奈川県育ち。家族の転勤により桜蔭学園中高から大阪府立高へ転校。慶應義塾大学総合政策学部卒。欧州2カ国(スイス、英国ロンドン)での生活を経て帰国後、Webメディア、新聞雑誌、企業オウンドメディア、テレビ・ラジオなどで執筆・出演多数。多岐にわたる分野での記事・コラム執筆を続けている。子どもは20歳の長女、11歳の長男の2人。著書に「女子の生き様は顔に出る」(プレジデント社)
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