祝・眞子さまご婚約! …その裏で

 秋篠宮眞子さまと国際基督教大学時代の同級生、小室圭さんとのご婚約が報じられ、世間はにわかに沸き立ちました。久々の問答無用で明るい話題、しかも小室さんの眉目秀麗のイケメンぶりとお二人のさわやかなエピソードの数々に、聞く側の私たちもほんのりとときめいて乙女な気持ちにさせられたものです。

 眞子さまのはるか上世代となるアラフォーからは、(自分たちが結婚の現実を目の前にして割と疲れ切っていることもあってか)「眞子さまとのご結婚を決意した25歳男子、小室さんの決断力がすごい。晩婚化進むこの世の中で、25歳でよくぞ!」との声が上がるほど。

 あの男女両サイドから賛否両論を呼ぶブライダル情報誌「ゼクシィ」が「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」と秀逸なコピーを打ち出して、私たちの「声に出さない本音」をズバリ看破したCMが「事件」とまで呼ばれたのは、つい先月のこと。その直後に報じられた、この非婚時代におけるプリンセスの結婚を、私たちは心から「よかったねぇぇ」と祝福したい気持ちでいっぱいです。

世間は「良かった! おめでとう!」という気持ちでいっぱい! (C)PIXTA
世間は「良かった! おめでとう!」という気持ちでいっぱい! (C)PIXTA

 でも、祝福ムードの傍らに、こんなヒソヒソ声もあったのです。

 「長女の眞子さまが先に(嫁に)行ってよかった……。なんか『逆転』した感じ」

 そう、万人の目を引くビジュアルの素敵さで佳子様に注目が集まり、少し前には「佳子さまフィーバー」なるものまで起きた中での、眞子さまの婚約報道。実のところ私も、秋篠宮のプリンセスが婚約との第一報に、「えっどっち? 佳子さま? あっ、お姉ちゃんの眞子さまのほうなんだ!」と大変失礼なことを思ってしまったのは、否定できません。