未経験者の恐怖、経験者の分析

 結婚・出産・子育ての先にある、そんな「やばい世間の壁」。未経験者からは、ネガティブなイメージが噴き出します。

■私が小学生のころ、確か母が参加させられて、ぶーぶー言いながらがんばっていました。なので、勝手なイメージは「面倒なことの押し付け合い会」という感じです。
 うまく機能すれば楽しい活動だろうと思うんですが、他人の意見を否定しないで聞くとか、期日を決めて作業を持ち帰るとか、何のための会議か明確にするとか、PTAといえども仕事のスキルが必要なのかな、と外野ながら思います。(30代 シングル女子)

■イメージは、思い切りネガティブ。距離を置きたいものの一つです。先輩ママさんたちから、苦労話やさまざまな出来事をお聞きして耳年増になってます。自分にもPTA問題に直面する時期がジワジワと近づいているので、気が重いです。
 参加したとしても、ポジティブになりきれず、心を無にした地蔵になりそうです。子どもが介在しないものならば、迷わず逃げ恥作戦です!(40代 未就学児の母)

学校にある「やばい世間の壁」 壁の向こうが見えないと不安でいっぱい(C)PIXTA
学校にある「やばい世間の壁」 壁の向こうが見えないと不安でいっぱい(C)PIXTA

 経験者からは、ワーママならではの冷静な組織分析が寄せられました。