慣れてきたら、みそまるアレンジにも挑戦!

 みそまるは和風の味や具材で作るだけではなく、工夫次第でさまざまな味を楽しめます。例えば、パクチーやごま油を入れるとエスニック風に、チーズやトマトを加えてイタリアン風にと、無限のバリエーションになります。

 丸めたときに粉チーズやアーモンドダイスをまぶしたり、とろろ昆布を巻いたりといった「トッピング」で、見た目の変化も楽しめます。

みそまるのてっぺんにカボチャの種とピンクペッパーを乗せて、リボン風に
みそまるのてっぺんにカボチャの種とピンクペッパーを乗せて、リボン風に
さくらの塩漬けを乗せれば、見た目も華やか
さくらの塩漬けを乗せれば、見た目も華やか
さけるチーズをのせてアレンジ
さけるチーズをのせてアレンジ
お味噌と相性抜群のとろろ昆布を巻いて
お味噌と相性抜群のとろろ昆布を巻いて

 藤本さんはG7伊勢志摩サミット国際メディアセンター(2016年5月)やアジア開発銀行年次総会(2017年5月)で、みそまるの試食提供を行ったそう。

G7伊勢志摩サミットや横浜の食イベントで配布したチラシ。見た目にも楽しい、世界各国の食材を入れたみそまる
G7伊勢志摩サミットや横浜の食イベントで配布したチラシ。見た目にも楽しい、世界各国の食材を入れたみそまる

 「なかにはトリュフと間違えてそのまま食べてしまった方もいたのですが、皆さんに楽しんでいただけました」と振り返る藤本さん。

海外の人に味噌の魅力を伝えるデモンストレーションをしました
海外の人に味噌の魅力を伝えるデモンストレーションをしました

 思い返してみれば、47都道府県によって味噌の風味が違い、お味噌汁の具材は家庭によっても異なります。味噌汁は奥深い食べ物なんですね。

 藤本さんは、各地で人々がどのようなお味噌汁を飲むのかのインタビューもするそうです。「私が出会ったなかには、ご当地の食材を使うほか、ポテトチップスを入れたり、お麩の代わりにパンを入れるのが好き、という人もいました。ぜひ、皆さんも『マイみそまる』にチャレンジして、味噌の健康パワーを取り入れてみてください」

 「みそまるには『味噌で丸くつながる』という意味も込めているのですが、皆さんに笑顔と健康の輪が広がるとうれしいです」

プロフィール
藤本智子さん
ミソガール
藤本智子
1985年生まれ。アパレル販売員や読者モデルとして活躍。自らの体調不良を治すなかで味噌と出合う。2011年に「365日味噌活宣言」をし、ミソガールとして味噌の普及・啓蒙活動を行っている。

文/三浦香代子 写真/清水知恵子(人物写真)、ジャパン味噌プレス編集部(みそまる写真)

関連サイト
ジャパン味噌プレス http://misopress.jp/