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自分に似合う服を身に着けたら「好きを仕事に」できた!

2016年9月28日

ニット作品をたんすの肥やしにせずに自分で着たら、仕事が舞い込んだ

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「服は一瞬で自己表現できるツール。内面の魅力を表す装いを意識すれば、“自分らしさ”や“伝えたい思い”が相手に届きやすくなって、夢や目標を早く引き寄せることができるのです。これを私は“装いのチカラ”と呼んで、たくさんの働く女性たちを応援してきました」――「人生を変えるパーソナルスタイリスト」として口コミで評判を集めるみなみ佳菜さんのアドバイスによって、実際に仕事や恋愛の転機を引き寄せた女性は数知れず。服を変えるだけで人生の転機が訪れるのは本当なのか。3人の体験談を紹介します。今回は、自分の作品を身に着けたら、趣味を仕事にできたという遠山さんのお話です(今回は3人目)。

 装いを変えた後、転職や起業、結婚など人生の転機を迎えた女性たちの変化を幾度となく見届けてきたパーソナルスタイリストのみなみ佳菜さん。特に印象的だった一人が、編み物アーティストとして活躍する遠山美沙子さん(38歳)です。

趣味でやっていた編み物 「いつか本職にできたらなぁ」

 母親仕込みの編み物好きで、専門学校で本格的に編み物の技術を習得した遠山さんは、作業療法士として働きながら、月に2回ほど編み物のワークショップを開催していました。「漠然と、いつか本職にできたらなぁという思いはありました」

 小物だけではなくカーディガンやスカートなど服として着られる作品も1シーズンに1~2着のペースで制作していましたが、「どう着たらいいか分からず、たんすの肥やしに。気づけば衣装ケース5箱分くらいになっていました」。たまに作品を身に着けるとしても、黒のタートルに合わせるくらいの方法しか思いつかなかったそう。「どちらかというと、ダボッとしたシルエットのパンツスタイルで体型を隠すことばかり気にしていました」

 知人から紹介されたパーソナルスタイリストのみなみ佳菜さんが初めて自宅を訪れた当時は、「自分の作品を素敵に着こなすという発想がなかった」と振り返る遠山さん。引き出しの奥に眠っていた作品を見つけたみなみさんはその技術の高さに感動し、こう言ったそうです。「明日から毎日、ご自分の作品を身に着けると約束してください。作品を素敵に生かすための装いのお手伝いを私はします」

 このときにはまだ半信半疑だったという遠山さん。みなみさんと交わした約束を果たすために、二人で一緒に選んだのは「作品を素敵に着こなすためのサブアイテム」でした。編み物アーティストとしての技術の高さや作品世界の魅力を自身から発信できる装いへと変えた遠山さんは、徐々に周囲の反応が変わっていくのを感じたそう

作品を着こなせるようになったら、仕事が舞い込んできた

 数カ月経ったある日、憧れの先生のセミナーに参加した遠山さんは、セミナーの終了後に先生から呼び止められます。「あなたが着ているニット、素晴らしいですね。本を作る製作スタッフとして参加してくれないかしら?」――夢がぐっと引き寄せられた瞬間でした。

 身に着けた作品を褒められたり、「おしゃれですね」と声を掛けられたりする機会が増えるにつれ、少しずつ人前で話すことに自信もついてきたという遠山さん。「ただ作るだけで満足していた作品が、自分の一部となって、編み物アーティストしてやっていくうえで、なくてはならない存在になりました

 実際にどんな変化を遂げたのか? 遠山さんのかつての着こなしと、みなみさんのアドバイス後の着こなしの違いを見てみましょう。

相談前の遠山さんの装い
作品の中でもお気に入りのマスタードイエローのストール風ニット。「とりあえず黒を合わせると無難かなと思っていました」。シンプルなタートルネックとパンツが定番だったそう

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Profile
みなみ佳菜
みなみ佳菜
パーソナルスタイリスト/スタイリングオフィス「KOROR」主宰。72年香川県生まれ。大学卒業後、米アウトドアブランド「Eddie Bauer Japan」に入社。個人販売成績全国首位を獲得し、最年少店長に。MAX&Co.ではブランドマネジャーを務め、2007年にファッションレスキュー入社。10年に独立し、スタイリングオフィス「KOROR(コロール)」を主宰する。店舗を含めてこれまで7000人以上のスタイリングを手がける。テレビ、雑誌、新聞、ウェブなど各メディアで活躍中。著書に『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』(ディスカバー・トゥエンティワン)。
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