暑さで目が覚めたり、エアコンで冷え過ぎて起床時にだるかったりと、睡眠トラブルがおきやすい夏。人は深部体温が下がったときに眠くなりますが、湿度が高いと、かいた汗が蒸発しづらく熱が体にこもって深部体温が下がりにくくなるのが寝苦しさの原因。夏でも快適に眠るテクニックを紹介します。

特集「仕事がはかどる睡眠術」目次
(1)睡眠は時間より質が大事? 眠りの常識ウソ・ホント
(2)夏の快眠ワザ6つ エアコンはつけっ放しにしてOK?(この記事)
(3)美容、学習、減量…寝ながらできる、最強の「ながら」作業(8月22日公開予定)
(4)仕事の生産性を上げるための戦略的睡眠のススメ(8月25日公開予定)
(5)「眠れない!」から脱却しよう タイプ別・不眠解消法(8月29日公開予定)
(6)アンケートで分かった! 読者の睡眠のリアル(8月31日公開予定)

睡眠時間は夏は短く、冬は長くなるもの

夏でも快眠できるワザ、教えます イラスト/森のくじら

 夏は日の出の時間が早くなるので、早朝に目が覚めてしまうという人もいるのでは?

「日照時間によって睡眠リズムが変わるのは当然のこと」と話すのは、作業療法士の菅原洋平さん。

「脳は朝の光を感知した時間から計算して眠くなる時間を決めます。日照時間が長くなる夏は睡眠が短く、日照時間が短くなる冬は睡眠時間が長くなるのは当然のこと。夏の早朝に自然に目が覚めて二度寝をしたとき、起床時にすっきりしていればいいのですが、だるくなる場合、それは余分な睡眠なのかもしれません」(菅原さん)

 「8時間睡眠を取らなきゃ」という頭があると、生体リズムを無視した睡眠になり、逆に体がだるくなってしまうことに。

 気圧が下がる夏は、体にとっては本来ダメージ。ダメージをカバーするために消化力を高めて食べ物を摂取しようとするそうです。消化力を高めるために副交感神経を優位にするので、だるい、眠いという状態になりやすいとか。そこに暑さが加わって睡眠不足になれば、体調を崩しやすくなります。

 次ページからは、夏でもぐっすり眠るための快眠テクニックを紹介!