「核心」は自己開示である
さてこれまで、麻里絵さんのお悩みを解決すべく、「色気のある会話」について考えてきました。麻里絵さんの中には、自分は男女っぽい会話ができないから関係を発展させられないという思いがあるようでしたが、“核心”は男女っぽい会話ではなく自己開示であるというのが我々の見立てです。
また、自己開示のために自分の中の大事なことを把握しておくことは有効ですが、自己開示をテクニック化したり、デートのたびに「自己開示しなければならない」と考えたりするのは避けたほうがよいことも、改めて強調しておきたいと思います。
自己開示と恋愛
テクニックやマニュアルよりも重要なのは、自分の中で大事にしていることを「言いづらいけど話したい」と思ったとき、その衝動に素直に乗っかる心の準備をしておくことです。自己開示は小さな告白のようなものなのでドキドキするとは思いますが、見方を変えればそれが恋愛の醍醐味とも言えるでしょう。相手も自分も、お互いに言いづらさや恥ずかしさをドキドキしながら乗り越えることで、「距離が縮まった」「分かってもらえた」といった実感が持てるのだと思います。
麻里絵さんが「核心」に踏み込めるようになることを願っております。
回答/清田代表&森田専務・文/森田専務
片思い中の女子必見!過去記事はこちら ⇒ ⇒ 「で、私の彼氏はどこにいるの?」
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