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「いいね!」の承認欲求に振り回されないメンタル力(2/2)

2017年11月10日

自分の良識をSNSに委ねてしまうのはとても危険なことです

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SNSの闇ではなく自分の闇であることを知る必要がある

ちょっとコンビニに行くような服装で働けるのがサークル社 (C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

 気に入っていたものを否定されると、悔しい気持ち、むなしい気持ちになります。しかし、それはただの一意見。むしろ否定意見が全くないものなど、この世に存在しないはず。

 しかし、SNS上に否定的なコメントをされる、つまりテキストとして残ると、それはそれはインパクトが強く、読み返すたびに何度も言われている気持ちになってしまうもの。

 メンタルの強い人であれば、否定的なコメントを無視したり、削除したりし、まるで最初からそんなものはなかったかのように振る舞いますが、普通はそう簡単にはいきません。

 また、否定的なコメントに対して反論し、さらなるコメントを生み出してしまうこともあります。それらはSNSの闇の部分であると思われがちですが、SNSではなく、自分と相手の闇なだけだと気が付く必要があります。

自分の良識を持ち続けることができるか

人と話すときは目を見て、と言いたい (C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

 本作では、SNSに対するリテラシーが低いことで大きな問題が起きてしまう危険性を描いています。シェアすることで共感を得る。共感が得られたから間違っていない。もっと共感を得たい。もっと自分の正しさを世の中に出したい。

 そして、自分の正しさを分かってもらうつもりが、「これって正しいことだよね?」と相手に確認しないと気が済まなくなり、自分の良識がSNSでの反応に取って代わってしまう……。

 共感を得ることと、自分の良識を持ち続けることは別であることを、本作から感じ取ってください。

「ザ・サークル」

11月10日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他全国ロードショー
配給:ギャガ
(C) 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

文/永井勇成

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Profile
永井 勇成
永井 勇成(ゆうせい)
映画紹介を得意としているライター。「日経ウーマンオンライン」「シネマズ by 松竹」で映画コラムの他、複数のメディアで執筆中。企画・編集・執筆・モデルを提供するカンパニオの代表で、ぱくたそではフリー素材モデルとして不倫素材や、記者風素材を提供している。
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