相手を喜ばせることで、自分も得られる幸せがある
自分を偽ることは、とても気持ちの悪いもの。しかしその結果、相手が喜び仕事もスムーズに進んだとしたら、結果としては正解といえるのではないでしょうか?
もっと言えば、とっさの判断で偽るのではなく、どう偽れば物事がうまく運ぶかを計算し、偽るべくして偽ることが1番の近道なのかもしれません。
つまり、嘘をついても、何をしてでも、相手が喜ぶことをしてあげるのは悪いことではなく、最終的には自分の幸せにつながっているのだと教えてくれます。
魂を売らずに心を売る覚悟があるか
とはいえ、いくら自分が幸せになれるとしても、何も感じずに平気で嘘をつけるものではありませんよね。
いかにしてそのバランスを取るべきなのか。
天海あかりの言葉を借りると、「魂を売らずに心を売る」だそうですが、その覚悟はありますか?
八方美人に対するイメージががらりと変わった作品でした。映画を観終わった頃には、苦手な人とうまく付き合っていくヒントが見つかるかもしれませんよ。
それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。
9月16日(土)全国東宝系にてロードショー
(C) 2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会
公式サイト:http://tamioboy-kuruwasegirl.jp/
文/永井勇成