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自分の道は自分で決めるもの LGBT映画に希望の光をみた

2017年3月24日

アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」が照らすものとは

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無理をしてでも変えたいこと、無理をしてでも変えたくないことの2種類がある。

よく見ると3つの顔の合成になっています (C) 2016 A24 Distribution, LLC

 同じものを飲まないと悪酔いするライター、ゆうせいです。お酒にもいろいろありますが、ワインって飲み終わってしばらくたってからの「ほわぁ」っとする感じがたまりませんよね。

 本日ご紹介するムーンライトは、まさしくそんな作品でした。第89回アカデミー賞作品賞・脚色賞・助演男優賞の3部門を受賞したことで話題になっている本作は、つらくて苦しくて、それでも愛を求めて暗闇をさまよう主人公の気持ちがしっとりと描かれ、見終わったあとに「ほわぁ」っとする作品です。

【ストーリー】
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。自分の居場所を失くしたシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに……

もしかして誰も幸せにならないの?

知らない人の車に乗ってしまった… (C) 2016 A24 Distribution, LLC

 あらすじをご覧いただくと、明るくハッピーな映画でないことはお分かりいただけると思います。本作は、一定のペースで、しっとりと、ほの暗く、しかし時に明るく、そしてまた暗く……という展開が続きます。

 普段からこのペースの映画を見慣れていない方にとっては、別の意味で驚きの展開が待っているかもしれません。

 冒頭から感じる、「この作品は、もしかすると誰も幸せにならないかも……」という思いに引きずられ、まるで自分が経験しているかのように、苦しくて切ない世界に没入させられます。

どこの国にも嫌な奴はいます。残念ながら (C) 2016 A24 Distribution, LLC

 こんなに苦しい思いをしているのだから、この先はきっと幸せになるよね? そんな期待をせざるを得ないのです。

 気の置けない仲間たちと楽しく飲むお酒とは違って、一人で感慨に浸り、ゆっくりと飲む一杯のワインに似ているのです。

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Profile
永井 勇成
永井 勇成(ゆうせい)
映画紹介を得意としているライター。「日経ウーマンオンライン」「シネマズ by 松竹」で映画コラムの他、複数のメディアで執筆中。企画・編集・執筆・モデルを提供するカンパニオの代表で、ぱくたそではフリー素材モデルとして不倫素材や、記者風素材を提供している。
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