両親、兄弟、地元の友人たち。あなたは大切な人に、会っていますか? 日々の仕事や生活に精いっぱいだと言い訳しつつ、何の連絡も取っていないのでは? 後悔してからでは遅い、なんてことにならないよう、会いたい人には会っておきましょう。

死者の国の美しさは息をのみます (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved. (C)2018 Disney. All Rights Reserved.

 映画カタリストのゆうせいです。

 「可処分時間」という言葉をご存じでしょうか。可処分時間とは、簡単に言ってしまうと自分で自由に使える時間のこと。あれもしたいし、これもしたいし……、と忙しく働く毎日では時間が足りないと思っている人も多いはず。その中で、家族に対してはどのくらい時間を割いていますか?

 実家暮らしでもない限り家族と顔合わせる事はほとんどありませんし、一日のうちで意識することすらなく、日々の仕事や生活で精いっぱいなんてこともあるでしょう。

 でも考えてみてください。あなたは勝手に生まれて勝手に育ったのでしょうか。今の自分は、自分だけの力だけではなく、家族の支えがあったのではないでしょうか。分かってはいるけれど、家族の存在はが当たり前になり過ぎて、時間がたつにつれて忘れ、つい後回しにしてしまう。

 可処分時間のうち家族のために使っているのは何分ほどですか? もしかしたら先月はゼロだった人もいるのでは?

 本日紹介する「リメンバー・ミー」は家族の絆、思い合うことの大切さをもう一度教えてくれる作品です。

【ストーリー】
ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。だが彼の家は代々音楽を禁じられていた。ある日 「死者の国」に迷い込んだ彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど家族が恋しいガイコツのへクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの家族の秘密とは?重要な鍵となるのはミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」だった……。

家族の絆と死者へのリスペクト

ミゲルの自作ギター、材料はネジやくぎ (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved. (C)2018 Disney. All Rights Reserved.

 ミュージシャンになりたい主人公・ミゲルと、それに猛反対する家族。ミゲルにとって家族は、大切な存在でありながらも自分の夢を否定してくる煩わしい存在でもあったのです。

 どうしても音楽の道に進みたいミゲルは、自分の夢をかなえるために家族を欺いてしまうのですが、その結果「死者の国」に迷い込むことに。

 そこでミゲルは死者を通じて、家族の絆の大切さを実感するとともに、死者へのリスペクトを学んでいくのです。