家計簿はお金を上手に使うためのツールにすぎない
このように、家計簿が続かない原因は「がんばりすぎ」のことがよくあります。「私は家計簿をちゃんとつけられない」と自信をなくしている人は、ぜひ「私はがんばりすぎていただけなのね」と自分を認めてあげましょう。そして一度「家計簿はきちんとつけなきゃ」という思い込みを外して、気軽に続けられる方法で仕切り直してみましょう。そうすれば、きっとこれまでよりもお金を使った自分を認められるようになり、家計簿が続きます。そして、もっと上手にお金を使える自分に近づいていきます。
家計簿は、お金を上手に使うためのツールにすぎません。付けることを目的にするのではなく、お金を使って豊かに暮らすことを目的にするつもりで接すれば、もっと気軽に楽しく付き合えることでしょう。
文/加藤梨里、イラスト/梶塚美帆
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