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セーラームーンを観て育った人はチームを大切にして働く

2016年8月2日

社内のオジサンも時短のママも「それぞれに役割がある」と考えられる世代

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『美少女戦士セーラームーン』を観て育った子どもたちも、もうアラサー世代。『セーラームーン』は社会現象になっただけでなく、現在のアラサー女子の仕事観や恋愛観に大きな影響を与えています。そんなセーラームーン世代について、『セーラームーン世代の社会論』の著者である稲田豊史さんが、作品を紐解きながら鋭く分析していきます。

前回の記事「セーラームーン世代の特徴―女を誇るが武器にはしない」に引き続き、今回もセーラームーン世代の仕事観がテーマです。

面識のなかった女子がチームとなったセーラー戦士

 セーラームーン世代の特徴として、チームでの仕事に絶大なポテンシャルを発揮するという点は、見逃せません。

 そもそも『美少女戦士セーラームーン』は、「地球侵略をもくろむ敵を殲滅する」というたったひとつの旗印をもとに、まったく面識のなかった女子たちが集められ、チームとして共闘する物語でした。

 コアメンバーである5人、月野うさぎ、水野亜美、火野レイ、木野まこと、愛野美奈子は、自発的に友達になったわけではありません。"前世からの宿命"という納得しがたい外部要因によって、強引にユニットを組まされたのです。5人は、趣味も性格も偏差値も恋愛観もまったく異なっており、通っている中学校すら3つにまたがっていました。

 これは、一緒に働くチーム――配属部署や上司・同僚――を自分で選ぶことができない一般的な社会人の状況と、全く同じではないでしょうか。

 言うまでもありませんが、年齢や性別、肩書や担当業務、価値観や人生観が様々に異なる人間同士が意思疎通し、目的を共有して仕事を進めるのは、困難を極めます。

 しかし、五者五様のセーラー戦士たちが結束する勇姿を観て育ったセーラームーン世代にとって、そんなことは当たり前。セーラー戦士たちは時に意見衝突し、いがみ合いながらも、華麗に敵を打ち負かしていたからです。

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Profile
稲田豊史(いなだ・とよし)
編集者/ライター。キネマ旬報社を経て2013年にフリーランス。単著に『セーラームーン世代の社会論』、企画・編集に『ヤンキーマンガガイドブック』、構成担当として『パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす』『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』(ともに原田曜平・著)などがある。雑誌「サイゾー」誌上で「オトメゴコロ乱読修行」、ブロマガ「ほぼ日刊惑星開発委員会」で「ドラがたり――10年代ドラえもん論」を連載中。
ホームページ:http://inadatoyoshi.com
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