大人になってから練習開始! 検定を目標にする人も

 文字の“矯正”はお肌や体型とは違い、すぐに成果が表れるもの。通信教育、テキスト、検定試験、写経など、大人になってから美文字目指して努力している人もいます!

◆今からでも遅くない!

ただ今練習中。大人になってからでも遅くないとは思うけど、もっと早く気付いていればよかった」(39歳、サービス・営業事務)

コンプレックスを持っていて、40過ぎて公文に通い始めました」(41歳、医療福祉・専門職)

「冠婚葬祭の手紙や年賀状を出す時は、特にきれいな文字を書きたくて、社会人になってからペン字の通信教育をやってみました」(35歳、商社・経理)

「教える立場で字が上手く書けないのでは…と思い、書写検定を受けるようになりました。偏見かもしれませんが、やはり文字がきれいな方だと印象も良いですよね」(38歳、幼児教育・講師)

写真/稲垣純也
写真/稲垣純也

練習方法としては、常用漢字辞典を見ながら、ジャポニカ学習帳のマス目がついているノートが良いです。香典袋に長い文字をバランス良く書けた時、きれいだと感じます」(41歳、建設・管理職)

「教師を目指していたとき、字が汚い先生では説得力が薄れると思い、独学でペン字を練習しました」(32歳、IT・営業)

ペン習字教室に通いました。その時に美文字を書く基本的なこと(大きさや中心を揃える等)を自分は習っていなかったのだと愕然…。子どもには文字で苦労して欲しくないので基本を教えようと思いますし、小学校でもきちんと教えるべきだと思います」(41歳、サービス・広報)

「字が汚くコンプレックスです。寝る前に字の練習のために写経をしています」(40歳、商社・総務)

◆練習の努力はするものの…

 しかし美文字を目指して努力しても「忙しくて続かなかった」「練習しても上達しない」という回答もたくさんありました。

「子どものころお習字を習っていましたが、友達と比較されるのが嫌で辞めてしまいました。ボールペン字の本を買ってはみましたが、いまだ上達せず。なんとか上達する方法が知りたいです」(31歳、経理)

通信添削で頑張ろうとしたのですが、癖はなかなか抜けず。仕事で急いで書くことが続くと、やっぱり元に戻ってしまいます」(45歳、SE)

「前職の研修でペン字の練習を一冊分行ったが、結局定着しなかった」(26歳、求職中)

「年賀状を書くたびに毎年今年はペン習字を習おうと思いますが、なかなか始められていません。ペン習字の本は書店で買いましたが、結局1週間も使わずに本棚に収まっています」(28歳、営業)

 日常に追われてなかなか続かないという声も多いですが、美文字は素敵なオトナ女子を構成する大切な要素!肌のお手入れと同様、“美活”の一つと位置付けて、トータル美を目指してみませんか。朝や寝る前など、時間を決めて取り組むことをおすすめします!

文/大楽眞衣子

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