7月17日、アクロス福岡(福岡・中央区)で開催された「WOMAN EXPO」。飯島直子さん&瞳のプロによるビューティアドバイス「いいこと教えてあげる!」のセッションが展開されました。その飾らないキャラクターから長年にわたる女性ファンも多い飯島直子さんと、大阪大学医学部眼科で助教を務め、眼表面とドライアイを専門とする高静花さんが、和やかな雰囲気の中、誰もが身近な「瞳」の問題について分かりやすくトークを進めてくれました。

日焼け対策、本当に万全ですか?

 まず日頃の紫外線対策を聞かれた飯島さん。「日焼け止め、帽子、サングラス程度ですね」。雨でもないのに傘を持つのに抵抗があり、日傘はほとんど使わないそう。ただ、目の紫外線対策としてサングラスはかけるようにしているとのことでした。

「UVカットのコンタクトレンズは便利ですね」と飯島さん

 この対策について「紫外線のリスクとして『直射光、反射光、散乱光』があるのですが、反射光や散乱光を遮断するためにも、完全遮光で内側が黒色の日傘をさすといいですよ。完全遮光であれば、外側は白でも黒でも水玉でも何でもOK。さらに目に関してもUVカットのコンタクトレンズがオススメです」と高さん。

 目から入る紫外線は意外と見逃しがちですが、角膜炎や白内障といった病気の原因になるほか、紫外線でダメージを受けたという信号が脳に伝わった結果、メラニンが生成されて肌が黒くなってしまうそうです。

 「ロケなどサングラスをかけられない場所もあるので、確かにUVカットのコンタクトレンズは便利ですね」(飯島さん)

20代でも老眼? スマホ老眼とは

 言葉としてはよく知られるようになった「スマホ老眼」。その名の通り、スマホの画面を見すぎることで起こる老眼のような現象です。毛様体筋という水晶体の厚さを調節する筋肉が疲弊し、ピント調節に関係する自律神経も混乱してしまうため、近くのものを見づらくなったり、体が疲れやすくなったりしてしまうそうです。

「スマホ画面の見すぎが原因のスマホ老眼は、20代でも起こり得ます」高さんは話します

 「集中してスマホを見すぎると瞬きの回数が減り、ドライアイまで誘発してしまうので、深刻な問題となっています。通常3秒間に1回ほど瞬きをするところ、画面に集中するあまり10秒に1回、下手したら30秒に1回しかしない人もいます。そうなると健康な人でも涙が乾いてしまって黒目があらわになってしまい、良くありません」(高さん)

 飯島さんは、目の筋トレを実践しているのだとか。「台本を読み込んで目が疲れたとき、目をつむって目の周りを軽く押してみたり、老眼対策も兼ねて自分の指をどんどん目に近づけながらじーっと見つめ続けたりすることで、きちんとピントが合うように鍛えたりしています」と飯島さん。「目を疲れさせない程度でしたら、気分転換になるのでいいですね」と高さんも応じました。