子どもは欲しい? 不妊治療に対する意識と姿勢は…

――皆さん、子どもは欲しいと思いますか?

Aさん 欲しいです。だから結婚は絶対にしたいです。

Dさん 僕も子どもは欲しいですね。

Cさん 「一人くらいいてもいいかな……」とは思いますが、絶対に欲しいと思ったことはないです。反対に、欲しくないと思ったこともないですけど。

Bさん 僕は欲しいですね。

――では結婚後、なかなか子どもを授かれなかったとします。そいうときに、不妊治療をしようと思いますか?

Aさん 最終的に授かれなかったらしょうがないと思いますが、努力はしたいですね。

Dさん 僕も同じ意見です。やれる努力はすべてして、その結果授かれなければしょうがないと思います。

Cさん うーん、ノーコメントでお願いします。というのも、「絶対に子どもが欲しい」という考え方ではないので、この話をそんなに深く考えたことがないからです。でも結婚するんだったら、結婚前にブライダルチェックはしようと思っています。

Bさん 不妊の原因は、男女半々ですからね。

Cさん そうですね。同世代で結婚する人は、男性側も検査を事前に受けてる人は多いですね。

Bさん 僕の場合は、子どもが欲しいという気持ちはすごくあるんですが、本当に相手のことが好きで、でも授かれなかったら、子どものいない人生でもいい。不妊治療に取り組む姿勢も、結局のところ、相手への気持ち次第という部分があると思います。

男性の育児に対するスタンスや本音は?

――では、もし子どもが生まれたら、積極的に育児をしたいですか? いわゆる、「イクメン」になろうと思いますか?

育児を積極的にする「イクメン」自体は、いいこと イラスト/PIXTA
育児を積極的にする「イクメン」自体は、いいこと イラスト/PIXTA

Dさん 子どもが欲しいと思っているくらいなので、育児はしたいと思っています。

Bさん 僕は、ベビーシッターに依頼する方法もアリだと思っています。夜泣きなどは夫婦で対応しますが、できる限りベビーシッターなどに頼んで、夫婦共に仕事に打ち込める環境をつくるのもいいかな、と。もちろん育児を積極的にする「イクメン」自体は、いいことだと思いますよ。

Aさん 僕は、育児はやりたいですね。ただ、今は父親になってないから言えることで、「毎晩夜泣きで寝れない」という話などを聞くと、「うわっ、大変そうだな……」とは思いますね。

Cさん 子育てをしたことがないので、その大変さを想像し切れないし、本当の意味では理解してないんだろうな……とは思いますね。

Aさん ですよね。育児のいいところだけを切り取って、「公園に行って遊ばせる」というようなイメージだけがあったり(笑)。でも、子育てにどう携わるかで、その後の夫婦関係が左右されるとは思っています。

Cさん 逆に、自分が「どこまで踏み込んでいいのかな?」と思います。どこかで「主導権はパートナーが握るんじゃないかな」と考えている部分があって、どこまで自分がやっていいのかが分からないから、反対に「自分にできることを教えて」と思います。

Aさん やっぱり、育児に関しては女性のほうが得意だという先入観はありますね。男性は、母乳をあげたりはできないですし。

――育児に関しては、夫婦間でバランスを取るのが難しそうですよね。会社の育児休暇を利用して、子育てに専念したいと思いますか?

Cさん まだ周りにロールモデルがいないから分からないけれど……、復帰後の社会生活に影響がないんだったら、やります。

Aさん まだまだ昇進とかに影響が出る場合があるので、その点は、その時の環境に左右されるのかなと思います。