日経ウーマンオンラインでは、2018年5月19日~20日に東京ミッドタウンにて開催されたイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2018」で行われたセッションの模様をレポート形式で紹介しています。その中から、「心に響く名言」や「元気が出る一言」を集めました。気になるセッションを見つけたら、ぜひレポートをご覧ください。

草刈民代さんが語る「自分らしく」キャリアを重ねるヒント

女優の草刈民代さん 写真/中村嘉昭
女優の草刈民代さん 写真/中村嘉昭

 女優の草刈民代さんのトークセッションでは、自分らしく生きながらキャリアを重ねるヒントを語っていただきました。

 「今の世の中は『こうしないほうがいい』という発想が先行しがちですが、制限を基準にすると自分のことが見えなくなります。30代、40代で自分がどうありたいかが見えないと苦しくなると思います。ですから、惰性で生きるのはやめましょう。小さなことでもいいから何歳になっても何かを見いだし、踏み出して、自分が納得できる道を進んでほしいですね」(草刈さん)

心に響くセッションレポート(1)
草刈民代「惰性で生きるよりも自分が納得できる道を」

安藤優子さんが語る女性が活躍するためのヒント

ニュースキャスターの安藤優子さん 写真/稲垣純也
ニュースキャスターの安藤優子さん 写真/稲垣純也

 トークセッション「続けることは自分を育てること」では、ニュースキャスターの安藤優子さんがご自身の歩んできた道を振り返りつつ、女性が輝くためのヒントを語ってくださいました。

 「年間何百回もテレビカメラの前に立ち、それを40年も続けていますが『今日の私は抜群にうまくいった』と思えるのは2~3回くらいですね」

 「こんなに長くやっているのにどうしてうまくできないのか不思議ですが、その積み重ねが私をつくってきた。できないからこそ、もっといい放送、もっと伝わる放送ができるのではと思って続けています」(安藤さん)

心に響くセッションレポート(2)
安藤優子の仕事術 健康維持に必要なのは「忘却力」

MIKIKOさんと森高千里さんがトークショー

右から演出・振付家のMIKIKOさん、セイコーウオッチ代表取締役社長兼COO兼CMOである高橋修司さん、歌手の森高千里さん 写真/竹井俊晴
右から演出・振付家のMIKIKOさん、セイコーウオッチ代表取締役社長兼COO兼CMOである高橋修司さん、歌手の森高千里さん 写真/竹井俊晴

 働く女性のロールモデルに贈られる、「Women of Excellence Awards」。第4回となる今回は、「ビジネス部門」に演出・振付家のMIKIKOさん、「スペシャリスト部門」に歌手の森高千里さんが選ばれました。

 「好きなことを仕事にするのは正直しんどいときもあるのですが、こうしてビジネス部門で賞を頂けてうれしいです。『毎日を誠実に』と歩んできた背中を押していただいたような気持ちです」(MIKIKOさん)

 「『どうして私を選んでくださったのかな』と思いながら会場に足を運んだのですが、選考基準にあった『挑戦を続ける仕事ぶり』が自分に当てはまっているのかなと思いました。最近は歌だけでなく、司会やナレーションにも挑戦しています。賞を頂いたからには、ますます皆様に喜んでもらえるように頑張りたいです」(森高さん)

心に響くセッションレポート(3)
輝き続けるロールモデルにMIKIKOさん、森高千里さん