東京ミッドタウン(東京・港区)で5月19日(土)~20日(日)に開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2018」。5月19日には、ヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあきさんのスペシャルメイクアップレッスン「永遠の憧れ『オトナ・ピュア』は15分でかなう! ~私たちの『美しい肌』は簡単でなくっちゃ・第2弾~」が開催されました。聞き手は「etRouge」の麻生綾編集長。嶋田さんが披露した、「オトナ・ピュア」を実現するメイクアップ方法をまとめてお伝えします。

左から、ヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあきさん、モデルのENYAさん、「etRouge」麻生綾編集長
左から、ヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあきさん、モデルのENYAさん、「etRouge」麻生綾編集長

春夏のトレンドは「少女性を目覚めさせるメイク」

 多くの女性から支持を得ているヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあきさん。まずは、メイクアップレッスンのテーマである「オトナ・ピュア」について教えてくださいました。

 「最近、『抜け感』や『リラックス』という言葉をよく聞きますよね。今まではラインを際立たせたメイクがはやっていましたが、現在の主流は、肩に力を入れず、ありのままの素直な自分を見せていくメイク。そこで意識していただきたいのが『オトナ・ピュア』です」(嶋田さん)

 今シーズンは、化粧品のポスターやCM、パッケージなど、あらゆるアイテムでナチュラルな雰囲気のものが増えています。女性は年を重ねると人として成長する一方で、少女時代のピュアな気持ちを忘れがち。嶋田さんは、「オトナ・ピュア」なメイクによって心の奥深くに眠っている少女性を目覚めさせれば、物を見る視点もフレッシュに変わると話しました。

「『オトナ・ピュア』を意識して」と嶋田さん
「『オトナ・ピュア』を意識して」と嶋田さん

 ビジネスシーンではアイラインやリップラインをきちんと引いたメイクが役立つこともありますが、隙がなく、近寄りがたいと思われてしまうケースもあります。麻生編集長も、最近はあえて少女らしさを意識したメイクをしているそうです。

 「今までとは違う春がすみのようなメイクこそ、今年は女性らしく仕上がります。最新号の『etRouge』でも、淡いピンク色のアイシャドウを使用したメイクを紹介しているんですよ」(麻生さん)

 麻生編集長いわく、全体的に薄いベールがかかったような雰囲気に仕上げると、「オトナ・ピュア」がかなうそう。しかしメイクはナチュラルにしようとすればするほど、時間がかかるといわれています。忙しい毎日を送る女性は、一体どのように今年らしいメイクをすればよいのでしょうか?